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細胞針でリンパ転移が確定

[管理番号:1733]
性別:女性
年齢:48歳
はじめまして。
このサイトで医療用語が少し理解でき、主治医の診察が
頭に入り動揺しなくなりました。
昨日、組織検査の結果により、乳がんと確定いたしました。
硬がん
ER 100パーセント
PGR 100パーセント
組織学的悪性度 1
シコリの大きさ
16×14×12
14×11×8
7×6×5
CTにより、リンパ転移の可能性が高く、組織検査のついでに
リンパに細胞針をし、がん細胞が検出されました。
リンパ転移が確定したので、全摘で、センチネルリンパ節生検は
行わず、リンパをガッツリ取りましょうと言われ、青ざめました。
術前化学療法を拒否されるなら尚更ですと言われましたが、
全摘には納得していますが、リンパを失うリスクを知れば知るほど
怖いのです。
ガッツリリンパを取る場合、医師の技術は、後遺症と関係しますか。
また、抗がん剤治療を勧められていますが、リンパ転移が見つかった以
上覚悟しなければなりませんか。
どうぞ、先生のお考えを教えていただけますでしょうか。
よろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
ここにも「無闇に術前化学療法を勧める医師」が居ましたか?
「術前化学療法を拒否されるなら尚更です」とはどういうコメントですか?
質問者は明らかな「ルミナールタイプ」です。
しかも「組織学的悪性度1」からは「ルミナールAの可能性もありそう」です。
なぜ、ルミナールタイプに「術前抗がん剤を勧めるのか?」 最も効果が低いタイプと言えます。
お得意の「抗がん剤の効果が見える」とか「リンパ節転移があるから」とかの屁理屈でしょうか?

回答

「ガッツリリンパを取る場合、医師の技術は、後遺症と関係しますか」
⇒かなり関係します。
 私は「CTや超音波を実際に見ていませんが」リンパ節転移が1つ証明されてたからといっても「がっつり取る」という状態かは疑問です。
 「転移していれば正常な組織はどうなっても構わない」みたいに聞こえますが、実際は全く違います。
 正常組織を如何に損傷せずに、「必要なリンパ節郭清をするか」それこそが経験なのです。
 
「抗がん剤治療を勧められていますが、リンパ転移が見つかった以上覚悟しなければなりませんか」
⇒これも違います。
 まず術後の「補助療法」として重要なものは「サブタイプ」です。
 質問者は「ルミナールタイプ」です。
 現時点では「ルミナールAかBかは不明」ですが、「組織学的悪性度1」から「ルミナールAと仮定」すると、
 St.Gallenのvotingの結果からは『リンパ節転移4個以上が化学療法の適応基準』と言えます。
 細胞診で「1個のリンパ節転移」が判明したからといって「4個以上」とは限りません。

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