[管理番号:6541]
性別:女性
年齢:52才
田澤先生 こんにちは。
初めまして。
宜しくお願い致します。
2015年8月に右乳房胸骨寄り
の所に2cmの粘液癌と診断。
HER2 1+ ホルモン受容体陽性 ルミナルA Ki67 19%
リンパ節転移なし。
その後部分切除したのですが病理検査の結果取り残しが有り、私は他に抗がん剤治療をしていることもあり、自分から全摘手術を希望しアリミデックスを
服用しておりました。
にもかかわらず翌年また局所再発し放射線治療50グレイ25回、薬もタモキシフェンに変更。
そして今年また局所再発。
HER21+ KI67 30%
今はフェソロデックスで治療していますがまだ米粒大のしこりが3~4個残ったままです
・主治医からの提案では、①このままフェソロデックス治療を続ける。
②しこりのみ取り除きフェソロデックスで治療を続ける。
私はしこりを取らないで手術をしないのは疑問です。
③しこりを含み皮膚も大きく取り除き皮膚移植する。
と提案されましたが皮膚移植と聞き怖くなり、どれを選択して良いか迷っています。
田澤先生ならどの様な治療をしますでしょうか。
私は完治したいのです。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「田澤先生ならどの様な治療をしますでしょうか。」「私は完治したいのです。」
→皮膚再発の範囲私大ですが…(①は論外)
②を行います。
もしも③でないと『取り切れないほど広範囲」であるならば、「皮膚を広範囲に切除して皮膚移植」しても(万が一)「再々再発が起きた際に身動きが取れなくなる」
ので、その場合には「化学療法bevacizumab+paclitaxel」をして縮小させてから②とします。