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抗がん剤の必要性

[管理番号:6523]
性別:女性
年齢:62歳
田澤先生初めまして。
5月に乳がんで全摘しました。
7月から3週に一度4回
ドセタキセル(T)+ シクロホスフィミド(C)
の抗がん剤を投与することになりましたが・・・抗がん剤は必要なのでしょうか?
田澤先生のご意見をどうぞお聞かせください。
田澤先生なら、今後どのような治療をされるでしょうか?
現在の状況
リンパ転移なし
しこり大きさ 2.5
核グレード  1(おとなしい)
増殖率    K167指数 2%(のんびり)
ホルモン受容体 陰性
HER2    陰性
不安で仕方ありません。
どうぞ、よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
普段は組織型を気にしない私ですが…
「トリプルネガティブでKi67=2%]となると…
このケースだと、(乳癌診療ガイドラインに従うと)「腺様嚢胞癌」以外は「サブタイプに応じた治療=抗癌剤」が必須となります。
しかし、実際には「アポクリン癌でも粘液癌でも小葉癌でも」Ki67=2%であれば(私は)「化学療法を勧めることはない」のが正直なところです。
「抗がん剤は必要なのでしょうか?」
「田澤先生のご意見をどうぞお聞かせください。」

⇒もしも質問者が「腺様嚢胞癌」ならば…
 文句無しで「無治療」となります。(上記コメントどおり)
 ただ、(私個人の考えでは)Ki67=2%であれば(抗癌剤は)勧めません。
「田澤先生なら、今後どのような治療をされるでしょうか?」
⇒無治療です。
 ☆Ki67=2%は、めったにない値です。
  かなり大人しいので「抗癌剤の効果は限定的」と思います。(ガイドラインを理解した上で、最後は患者さん本人の選択となります)

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江戸川病院 乳腺外科 東京都江戸川区東小岩2-24-18 電話03-3673-1221
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