［管理番号:5833］
性別:女性
年齢:50歳
田澤先生へ
7月の健診で両乳房に異常が見つかり検査をしたところ左右に乳がんが
見つかり9/（上旬）（〇）に地元の大学病院で温存手術を受け病理検査の結果が以下になります。
（左乳房→内側下部）
＊乳がん１９ｍｍ＊核グレードⅠ＊組織グレードⅡ＊リンパ節転移なし
0/1＊FR＋95%PR＋1,5%＊HER2 2＋陰性＊Ki67 26%
（左乳房→外側上部）
＊乳管内癌＊リンパ節転移なし0/2＊FR100%PR50%
担当の先生から治療方法は「放射線療法３０回　ホルモン治療5～10年と抗がん剤を勧めます。
ですがグレーゾーンなのでoncotypeDXを受けては？ただ保険適用外で高額ですから考えてみて下さい」とのお話事でした。
11/（上旬）（〇）から放射線療法をスタートし本日で24回目が終了しました。
抗がん剤治療が私に本当に必要なのかとても悩んでいます。
私の状態でしたらやはり「oncotypeDX」を受けるべきでしょうか。
田澤先生でしたら私にどのような治療を勧めて下さいますか。
どうぞ宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「私の状態でしたらやはり「oncotypeDX」を受けるべきでしょうか。」
⇒その通りです。
　物事はシンプルに考えなくてはなりません。
　おそらく、「ホルモン療法だけでいいのでは？」と（担当医も）質問者も考えている理由に「早期だから…」がありそうです。
　ただ、それは誤りです。
　☆治療法は極めてシンプルに、（進行度ではなく）「サブタイプ」によって決めるべきなのです。
　Ｋｉ６７＝２６％という数字は「やはりグレーゾーン」なのです。