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術後の抗がん剤治療の必要性について

[管理番号:4576]
性別:女性
年齢:49歳
はじめまして。
3月の上旬に、浸潤性乳管がんで右乳房温存手術を受けたものです。
ちなみに、母親も3年前に同じタイプの乳がんを患っています。
術前のPETーCT検査で卵巣付近に集積があり、婦人科も受診中で腫瘍マーカーは陰性、経過観察をしていくことになりました。
術後の病理結果は
・ER、陽性(8)
・PgR、陽性(8)
・HER2、陰性
・Ki67、21%
・リンパ節転移、1個(その1個の大きさは2mm)
※レベル1全てとレベル2の半分の合計11個を廓清しています。
・核グレード2
質問1
主治医はルミナールタイプAとBの中間くらいか又はBと診断しています。
今後の治療として、放射線治療とホルモン治療はもちろんですが、
抗がん剤治療が必要なのか、迷っています。
主治医も私に抗がん剤をすすめるか悩んでいました。
判断材料となるオンコタイプDXの検査は高額でとても受けることは出来ません。
先生のコラムでKi67が30%未満ならホルモン療法単独でも良いとのことですが、リンパ節に転移があるとなるとどうでしょうか?
質問2
手術前のMRI検査で、脇付近に3個の小さな影があり、リンパ節転移の可能性があったのですが、病理結果は転移しているリンパ節は1個とのことでした。
非常に素人考えなのですが、手術での取り残しの可能性はありますか?どうもあの3個の影の画像が気になってしかたないのです。
質問は以上です。
アドバイスをよろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「先生のコラムでKi67が30%未満ならホルモン療法単独でも良いとのことですが、リンパ節に転移があるとなるとどうでしょうか?」
⇒リンパ節転移の有無とは無関係です。
 ただ、「リンパ節転移4個以上」だと(昔からの習慣で)「本当に化学療法を勧めなくてもいいのか?」と言う気持ちにはなります。(そこは話合いです)
 ♯質問者のように「1個だけ」だと、「リンパ節転移なし」と全く同等です。
「手術での取り残しの可能性はありますか?」
⇒執刀医の技量は私には不明ですが…
 郭清しているというのに「転移しているリンパ節を取り残す」ことは通常は考えられない事です。
 ♯他院で「センチネルリンパ節転移陰性で郭清省略」した方が、腋窩再発(明らかに取り残しです)して当院を受診されるケースは、時々ありますが、それと「腋窩郭清しているのに取り残す」ことは全くの別次元なのです。

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