[管理番号:8379]
性別:女性
年齢:57歳
病名:
症状:
投稿日:2020年3月13日
いつもQ and Aで同じような状況の方への先生の回答を見て勉強させていただいております。
昨年の秋にぎっくり腰になり 乳がんのことを話して近くの整形外科でレントゲンを撮って診ていただきました。
椎間板が狭くなっているところが痛むのでは?とのことでした。
10日ほどで痛みは和らいだのですがお尻と仙骨辺りに痛みが残ってしまい今も椅子に座っていると嫌な感じがして立ち上がる時に痛みもあります。
転移が心配になり先月MRIを撮っていただいたのですがやはり椎間板が狭くなっているのでと言うことでした。
体操をする様にと指導されました。
体操は続けていますがなかなか思うようにスッキリとは痛みが取れないので もしかしたら転移があるのでは?
と考えてしまいます。
このQ and Aで先生が痛みがある所のMRIを撮って転移がなければ心配しなくて良い。
との他の方への回答を見ているので自分も
そうなのかと思うのですが痛みがあると不安になります。
もう一度検査していただいた方が良いのでしょうか?
また骨転移の痛みとはどの様な経過をたどるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「もう一度検査していただいた方が良いのでしょうか?」
⇒「先月MRIを撮っていただいた」のだから、不要です。
基本的に診断とは以下から成り立ちます。
1.その症状を説明する所見がある。(今回の場合「椎間板が狭くなっている」)
2.それ以外の原因が否定されている(今回の場合「MRIで骨転移の所見がない」)
「また骨転移の痛みとはどの様な経過をたどるのでしょうか?」
⇒治療しなければ・
どんどん酷くなり、(脊椎であれば)麻痺や骨折のリスクが出てきます。
質問者の場合、きちんと検査も行い(専門医による)診断もされているのですから、これ以上心配する理由がありません。
ご安心を。