[管理番号:6764]
性別:女性
年齢:38歳
病名:乳ガン
症状:
いつも拝見しています。
よろしくお願いします。
トリプルネガティブ、大きさ2センチ、kiは90%で、3年前の6月に手術、術後抗がん剤終わっています。
今年6月に出産し今日腫瘍マーカー等の血液検査の結果を聞きに行ったところ肝臓の数値がAST39 ALT59と高い数値がでました。
6月に出産前にした検査では通常範囲であり2ヶ月で急激にあがりました。
腫瘍マーカーは3種類前回より少し下がったりそのままだったりと問題なく他にALPもT-BiLも正常値です。
主治医は
①肝臓だけに転移はあまり無い。
通常骨などに先に転移してから肝臓。
②腫瘍マーカーが反応していない
③肝臓の他の数値のALPなどはあがってい
ない大丈夫だとは思うが、一応心配だからCTとろうとのことで来週CTとるのですが、急に二つの数値が上がったのが心配で心配で仕方ありません。
先生は肝臓転移と思いますか??
またもし肝臓転移だった場合、手術ではなく抗がん剤をすることになるのでしょうか??
もし肝臓転移だったら後どれくらい生きれますか?
人生悔いのないようにと思って2人目出産しましたが、もしかして転移かもと思ったらこんなに小さな子残して死ぬのかと悲しくて悲しくて。
回答お待ちしてます。
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「肝臓転移だと思いますか」
→100000%違います。
ご安心を。
経験豊富な乳腺外科医なら「肝機能障害で肝転移を少しでも疑う」ことはありません。
★肝転移は余程進行して胆道閉塞などすればt-bilが上がりますが、それまでに肝機能障害など起こしません。
そして、「余程進行」するまでには間違いなく腫瘍マーカーが上がるのです。