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術前治療と術後治療について

[管理番号:3309]
性別:女性
年齢:30歳
以前も質問させていただいたのですが、管理番号が分からないため、新しく質問させていただきます。
T3N1M0、kiは測っていませんが、グレード3のためルミナールBかなと言われました。
現在、術前化学療法中です。
しこりが見つかった時には、大きさが7センチ近くありました。
私としては、温存は無理との事ですし、手術先行を希望したのですが、乳腺いっぱいに腫瘍があるため、術前を提示されました。
質問ですが、
手術時に、元からの浸潤径は痕跡などで分かるものなのでしょうか?
脈管に入り込んでいたかなども分からなくなってしまいますか?
術前化学療法をすると、術後の病理が分からなくなるという事をこちらで学びました。
また、皆さんの病理結果を見ますと、腫瘍径よりも浸潤径の方が小さくなっています。
手で分かるしこりイコール腫瘍イコール浸潤部では無いと言う事ですか?
針生検の結果では浸潤部分?が脂肪となっていましたが、やはり全体で見ると胸壁などに及んでいる可能性もありますか?
もう一つ質問です。
主治医より、全摘後に放射線を勧められております。
元のしこりが大きいためとのことでした。
リンパ節については、画像と細胞診でN1となっております。
その点について先生はどう思われますか?
こちらのQ&Aでも、再発率はハイステージと、しこりの大きさが重要となっています。
私はどちらも当てはまりますの、再発の可能性は覚悟しておりますが、先生のご意見を伺いたく、お願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「私としては、温存は無理との事ですし、手術先行を希望したのですが、
乳腺いっぱいに腫瘍があるため、術前を提示されました」
⇒一体どんな医師ですか?
 「乳腺一杯に腫瘍がある」ことで「手術不能としている」ということですか?(馬鹿馬鹿しい)
 「乳腺は全摘」するのだから、「手術不能」ではありません。
  ♯担当医は「自分が手術をする際に楽をしたい」が為に「術前抗がん剤を(無理やり)勧めている」ようです。(万が一、抗ガン剤が効かずに本当に手術不能とでもなったら、どう責任がとれるのでしょうか?)
 そんな事をしているようでは、いつまで経っても手術は上手くなりません…
 
「手術時に、元からの浸潤径は痕跡などで分かるものなのでしょうか?脈管に入り込んでいたかなども分からなくなってしまいますか?」
⇒その通りです。
 不明となります。
 
「術前化学療法をすると、術後の病理が分からなくなるという事をこちらで学びました。」
⇒全くその通りです。
 
「手で分かるしこりイコール腫瘍イコール浸潤部では無いと言う事ですか? 」
⇒その通りです。
 「非浸潤癌が大部分」というケースもあります。
 
「針生検の結果では浸潤部分?が脂肪となっていましたが、やはり全体で見ると胸壁などに及んでいる可能性もありますか?」
⇒全く違います。
 「脂肪浸潤は通常の状態です。本当に乳腺だけであれば、それは非浸潤癌であり、浸潤癌である以上必ず脂肪浸潤がある」のです。
 胸壁浸潤など、通常ありません。(それが疑われるのであれば、担当医からその点について話があるはずなのです)
 
「主治医より、全摘後に放射線を勧められております。元のしこりが大きいためとのことでした。リンパ節については、画像と細胞診でN1となっております。その点について先生はどう思われますか?」
⇒腫瘍径だけで判断はしません。
 絶対的適応は「リンパ節転移4個以上」となりますが、「術前化学療法をしてしまう」と当然「正確な評価は不可能」となります。(画像診断での判断となります)
 
「こちらのQ&Aでも、再発率はハイステージと、しこりの大きさが重要となっています。私はどちらも当てはまりますの、再発の可能性は覚悟しておりますが、先生のご意見を伺いたく、お願いいたします。」
⇒画像診断だけで判断することはできません。
 (しかも)術前抗がん剤をしてしまうと「正確な評価はできない」のです。



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