[管理番号:8070]
性別:女性
年齢:37歳
病名:浸潤癌
症状:
初めまして、いつも拝見しております。
よろしくお願い致します。
今年の1月末に温存手術を行いました。
術前の診断は、
ER 90%
PG 80%
HER2 マイナス
術後の病理検査
1、2cm×1、0×0、8cm
ER 0%
PG 30%
HER2 マイナス
グレード 3
Ki67 22%
脈菅侵襲 なし
術後は放射線治療を経て、現在ホルモン治療中です。
そこで質問なのですが、
①術前にER、PG共に強陽性でしたが、
病理でこの様に低くなる事はあるのでしょうか。
②この様にホルモン弱陽性でも、私の場合Ki67が22%なのでルミナルAと思って良いでしょうか。
(そう思って只今ホルモン治療をしていますが…)
オンコタイプDXは受けていません。
受けていない以上何とも言えないと思いますが、自分は本当にルミナルAなのか、化学治療をしなくて良かったのか未だに悩みながら過ごしています。
先生の見解をお聞かせ下さい。
よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「①術前にER、PG共に強陽性でしたが、
病理でこの様に低くなる事はあるのでしょうか。」
→(手術標本での染色性の低下など)考えられますが…
いずれ、術前針生検でそれだけ「はっきり」しているわけなのでホルモン療法を行
うことは極めて妥当(手術標本でPrR陽性だし)
「②この様にホルモン弱陽性でも、私の場合
Ki67が22%なのでルミナルAと思って良いでしょうか。
(そう思って只今ホルモン治療をしていますが…)」
オンコタイプDXは受けていません。
受けていない以上何とも言えないと思いますが、自分は本当にルミナルAなのか、化学治療をしなくて良かったのか未だに悩みながら過ごしています。」
→22%だからグレーゾーンです。
先生の見解をお聞かせ下さい
→OncotypeDX行えば、「遺伝子発現レベルでERの発現も確認」できますよ。