乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:3078]
性別:女性
年齢:41歳
初めて質問させて頂きます。
乳癌(ルミナールA)と診断され、4月下旬に右乳房全摘とエキスパンダーを入れる手術をし、リンパ転移(1つ2ミリ)のため、リンパをレベル1まで郭清しました。
本日、病理診断の結果が下のように出て、術前と変わり、抗がん剤をするよう勧められました。
リンパ節転移 センチネルリンパ節1/1 レベル1リンパ節0/15
腫瘍経 15×14㎜
組織型 浸潤性乳管理癌 広がり 40㎜
波及度 脂肪織
核グレート2
ホルモン受容体 陽性 ER16.03%
PGR89.81%
Ki67 0.39%
HER2 陰性
ルミナルBタイプ
化学療法 3カ月+ホルモン療法5~10年との事でした。
家に帰り、ルミナルBは増殖が高いとパンフレットで読んだのですが、ルミナルBでよろしいのでしょうか?
やはり抗がん剤は必須でしょうか?
お忙しい所申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT2(40mm), pN1, luminal type
「ホルモン受容体 陽性 ER16.03% PGR89.81% Ki67 0.39%」
⇒確かに、この値では一見「ルミナールB」に見えます。
 その意味では担当医がいう「化学療法3カ月(おそらくTC もしかするとECかもしれませんが…)」も間違いではありません。
 ただし、私が気になる点は「術前の針生検でルミナールAと判断されている点」です。
 ○Ki67は「術後標本で評価すべき」ではありますが、ご本人が「本当に化学療法が必要なのか?自分はルミナールBなのか?」と強く疑問に思うのであれば
「OncotypeDXすべき」と思います。
 ♯「今週のコラム30回目 実際はかなり多くのルミナールAがBと判定され無駄な化学療法をされている」を参照のこと
 
「家に帰り、ルミナルBは増殖が高いとパンフレットで読んだ」
⇒ルミナールAとBは「増殖能の高さ」により区分されています。
 「本当に自分はルミナールBなのか?」「もし抗ガン剤をするにしても、納得してから行いたい」と思うのであれば「OncotypeDXも検討すべき」でしょう。
 
「ルミナルBでよろしいのでしょうか?」
⇒Ki67での分類であれば、そうなります。
 しかし厳密に言えばルミナールA/Bは「マイクロアレイと言う遺伝子検査」で区分されています。
 
「やはり抗がん剤は必須でしょうか?」
⇒どこまで追求するかです。
 本当に疑問であれば「OncotypeDX」です。





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