[管理番号:5035]
性別:女性
年齢:41歳
初めまして。
乳がんと分かってから、このページでの田澤先生のコメントに何度も勇気付けられています。
ありがとうございます。
5月(下旬)日に乳がんの部分切除、リンパ郭清を行いました。
6月(下旬)日に聞いた病理検査では以下のようでした。
腫瘍の大きさ:1.3cm
リンパ転移:1/14
グレード3
ホルモン(-)
Her2(-)
ki-67:60-70
手術断片は陰性
術前のCT、MRI、胸部レントゲンから遠隔転移はなしでした。
今後の治療についてセカンドオピニオンを受けたのですが、
その一つで、今現在そもそも転移はないのか?ということで、
CT(造影剤なし)と血液検査でマーカーを確認してもらいました。
マーカーは正常範囲でしたが、CTで肺に2mmの気になる影があるということでした。
肝臓にも気になるものがあるが、こちらはエコー所見では脂肪の集積の可能性が高いようだとのこと。
肺については前回のCTでも同じものがあれば問題ないし、
ノイズの可能性もあるが、肺も肝臓も、もう一度手術をした病院でしっかり診てもらった方が良いとのことでした。
骨の検査もした方が良いとのことでした。
完治を目指して術前の治療に臨むつもりが、一気にステージ4になってしまうかもしれないと思うと、辛くて仕方ありません。
トリプルネガティブでかつki-67が高値とは言え、術後1ヶ月で転移するということもありえるのでしょうか?
あるいは、術前ですでに遠隔転移していたのを、見逃されたのでしょうか?
月曜に主治医に診てもらうことになっていますが、それまで心配でいたたまれず、田澤先生にご意見いただけたらと思っています。
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
それにしても、このメールを読んで驚いたのは…
そのセカンドオピニオンの医師の「非常識さ」です。
そもそも(術前にさえ)CTは不要なのに、「今現在そもそも転移はないのか?」とは…(全く非常識!!)
○今回のことは「選ぶ人を誤った」として「きれいさっぱり」忘れましょう。
「CTで肺に2mmの気になる影がある」
⇒実際にCTを見ていませんが…
肺の影は(おそらく)肉芽(過去の炎症などの跡)でしょう。
「骨の検査もした方が良いとのことでした。」
⇒全く馬鹿馬鹿しい!
そもそも「術後の定期的なCTや骨シンチなどの有用性は否定されている」のに…
(もうコメントする気力もありません)
「完治を目指して術前の治療に臨むつもりが、一気にステージ4になってしまうかもしれないと思うと、辛くて仕方ありません。」
⇒忘れましょう。
全くナンセンスな医師は(どこにでも)いるものです。
「トリプルネガティブでかつki-67が高値とは言え、術後1ヶ月で転移するということもありえるのでしょうか?」
⇒ありません。
「あるいは、術前ですでに遠隔転移していたのを、見逃されたのでしょうか?」
⇒忘れましょう。
私は、その「ナンセンス医師」のいうことには1000%興味がありません。
「月曜に主治医に診てもらうことになっていますが、それまで心配でいたたまれず、田澤先生にご意見いただけたらと思っています。」
⇒主治医に「笑い飛ばしてもらう」それだけです。