[管理番号:8830]
性別:女性
年齢:52歳
病名:蜂窩織炎
症状:右胸の痛み、痒み、熱
投稿日:2020年8月23日
2018年5月に右胸温存手術、そのまま背中の肉を前に持ってくる自己再建をしました。
先月7月頭に右胸と脇から背中にかけて、背中から肉を持ってきた辺りが赤く熱をもち、熱も出ました。
主治医からは蜂窩織炎との事で抗生剤と点滴をしました。
昨日の明け方に胸の痛みで目が覚めてそこからどんどん熱も上がり39.5度までになり、病院で点滴と薬を処方してもらいました。
主治医からは腕になるのはあるが乳腺での蜂窩織炎は見た事がないと言われ、原因も分からないと。
仕事がら腕を使い過ぎるので、それですか?と聞いてもそれではならないと…。
やはり、傷ができて菌が入らないとならないものでしょうか?
再発しないようにするには何に気をつければいいでしょうか?
手術から2年経っていてもなるんですね。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「主治医からは腕になるのはあるが乳腺での蜂窩織炎は見た事がないと」
⇒本当(マジ)ですか??
温存乳房の蜂窩織炎は珍しくも何ともありません。(腕の蜂窩織炎よりも、むしろ多いのでは?)
「安静と冷却」です。
「傷ができて菌が入らないとならないものでしょうか?」
⇒違います。
温存乳房は(術後照射の影響で汗腺機能不全でもあり)リンパ流もやや流れが悪いので「夏場に熱がこもりやすい=蜂窩織炎になりやすい」