[管理番号:8383]
性別:女性
年齢:56歳
病名:乳がん
症状:
投稿日:2020年3月16日
四年前に乳がんを告知されて以来、こちらのサイトを心の拠り所に治療に向き合っています。
先生のご尽力に感謝いたします。
浸潤径1.2*1.2*1.0cm SNB1.2mm1/4 G2 ER/PGR共に強陽性 Her2 1+ WIB-Ⅰ20%との診断でした。
こちらのサイトでKI20%では抗がん剤の上乗せ効果は低いと拝見していたので抗がん剤は使用は断り、ホルモン剤治療と放射線治療としました。
ホルモン剤服用後一週間ほどで生理様の出血があって以来明らかな出血はありません。
三ヶ月経過した頃から褐色のおりものが続いたため婦人科を受診した所、タモキシフェンの影響だろうとの事で
経過観察となりました。
術後二年経過頃から何度か血中ホルモンレベルを測定しましたが、E2 5未満 FSH14前後 LH 9 で乳腺・婦人科ともまだ更年期だろうとの事でタモキシフェンを継続しています。
術後三年半経過した頃から頻回に不正出血があり、婦人科で細胞診は陰性だがエコーで子宮内に出血痕(黒い丸)が見られるので出血の度に受診するように言われています。
四年目検診時に再度血中レベルを測定していますが、今までと変わりが無い場合タモキシフェンの継続で良いのかアロマターゼインヒビターに変えた方が良いのか教えていただけますか。
放射線治療の影響で皮膚の伸展性が落ちたためと思いますが、今回の検診でマンモ撮影時に乳首の根元が切れてしまいました。
放射線治療時はびらんになっていたところです。
このような皮膚の状態はどの位続くのでしょうか。
25歳の娘が会社の検診で要精検となり大学病院で針生検を受けましたが、繊維線種の疑いとの事で三ヵ月毎の経過観察と言われましたこちらのサイトで無駄な経過観察はしない先生の姿勢を拝見しているので、娘の診察をお願いしたいのですが、
メディカルプラザ市川駅での受診がよろしいでしょうか。
長文になりましたがよろしくお願い致します
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「今までと変わりが無い場合タモキシフェンの継続で良いのかアロマターゼインヒビターに変えた方が良いのか教えていただけますか」
⇒無論、タモキシフェンのままです。
子宮の状態は明らかに更年期です。(婦人科医も診察しているのだから明らかです。)
出血が気になるなら、(乳癌の再発予防のためというよりは)そのためにLH-R
Hagonist併用してみては?
「このような皮膚の状態はどの位続くのでしょうか」
⇒程度が分からないので「不明」です。
「繊維線種の疑いとの事で三ヵ月毎の経過観察」
⇒?
意味不明
もしも(何らかの理由で)組織診していないなら「3か月後経過観察」も解りますが(私は決してそんなことはしませんが)
針生検をしておきながら「3か月」にすることは、まるで『針生検の結果に自信がない(上手く採れていないかも)』と考えているのでは?と疑ってしまいます。
「こちらのサイトで無駄な経過観察はしない先生の姿勢を拝見」
⇒組織診は100%確定診断だから、良性で「3か月」はありえません。
「メディカルプラザ市川駅での受診がよろしいでしょうか」
⇒生検希望ならば「トップページ」の「江戸川病院の診療の紹介と案内」から「生検希望メール」をしてください。
普通に診察希望ならば市川に電話予約してください。