乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:6990]
性別:女性
年齢:63歳
病名:左乳癌
症状:

2017年12月に人間ドック(マンモ・エコー・胸部CT)にて乳癌の疑い
2018年1月にがんセンターにて確定になり
2月に全摘しました。

左乳癌Bt + SLNB施行
病理結果:
・Size invasion 14 mm
・Histological type:
(1) invasive carcinoma of NST
*scirrhous type
・Invasion : f
・ly:- v:-
・Lymph node:
1(-)2(-)
・Surgical margin:X
・Comments:
TF: 3, AT: 2, MI: 1, *HG: 2
HER2: score 1, ER: score 3b, PgR: score 0 <allred score>
ER: PS (5)+IS(3)=8
PR:PS() + IS()=0
ki67: low
オンコタイプDX 再発スコア17

手術後からアミリデックス1mgを服用しています。

○2018/08の術後6ヶ月エコー検査にて
レポートの結果
?左胸壁に、明らかな異常所見は認めません。

?左Sc~頚部にかけての位置に、9×1 3x5mmの充実性なLNを認めます。
扁平なためreactiveと思われますが、次回確認お願いします。

右乳腺に明らかな異常所見は認めません。

○2018/11の再エコー検査にて
レポート結果
Lt胸壁に明らかな異常所見を認めません。

Rt breastは、low echoic areaの混在する不均一な乳腺像を呈しておりMPによる変化を考えます。

明らかな異常所見は認めません。

Lt Scに13×10×6mm大の境界明瞭、リンパ節門を有するLNを認めます。

やや皮質が肥厚していますが、前回検査(2018/08)と比較して変化を認めずreactiveを疑います。

その他Lt側に腫大するLNは認めません。

とのことでした。

先生にご意見お聞かせお願いしたく、ですが乳癌についてまだまだ無知なもので愚問でしたら大変申し訳ありません。

①レポート結果だと悪性は疑わしくはないとのことでしたがもし仮にこれが今後癌だと分かった場合はセンチネルリンパ節生検すり抜けなどによる局所再発?になるのでしょうか?(以下(再発)で質問させてもらいます)

②ステージ1だとしても術後に頸部リンパへの再発はよくある事例なのでしょうか?

③[左Sc~頚部]この位置は再発または転移しやすい場所なのでしょうか?

④もし再発ではないとするとこれは何か腫れ?浮腫?なのでしょうか?
また[左Sc~頚部] は術後腫れなどが起きてもおかしくはない場所なのでしょうか?

⑤今のところ3ヶ月おきのエコーでフォローしてくとことなんですが(主治医によると近くに血管があり生検は多少リスクがあるから今現在はサイズをフォローしていくのがベストのこと) その方針で大丈夫でしょうか?
もし万が一再発だった場合の先生ならどの様な治療法でいきますでしょうか?

⑥先生のお考えとしても再発の可能性は低いでしょうか?

⑦ここのQandAにいつもお世話になっていてタモキシフェンを服用している方が多いイメージなのですが現在主治医の勧めでアミリデックス1mgを服用するだけとなっていますが先生的にはこの治療法についてどう思われますでしょうか?

沢山の質問申し訳ありません。
何卒よろしくお願い致します

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

メール内容からすると、このエコーは(担当医ではなく)エコー技師によるものですね?
このQandAでも「再三」コメントしていますが、エコー技師のリンパ節の所見は全く当てになりません。(どうでもいいリンパ節を計測したりして「リンパ節腫大」などとコメントしますが、全く無意味)
熟練した医師が(自分で)エコーすれば、「どうでもいいリンパ節」であることは一目瞭然となります。(普段「自分でエコーしていないであろう」がんセンターの医師に判断ができるか?は不明ですが…)

「①レポート結果だと悪性は疑わしくはないとのことでしたがもし仮にこれが今後癌だと分かった場合」②ステージ1だとしても術後に頸部リンパへの再発はよくある事例なのでしょうか?」「左Sc~頚部]この位置は再発または転移しやすい場所なのでしょうか?」
→その仮定は全くナンセンス。(癌だったら… という仮定自体に無理があり、その仮定の上でのコメントは全く無意味)

「④もし再発ではないとするとこれは何か腫れ?浮腫?なのでしょうか?また[左Sc~頚部] は術後腫れなどが起きてもおかしくはない場所なのでしょうか?」
→頸部リンパ節が(普通に)腫大していることは(日常的にエコーしている)乳腺外科医ならば、知っています。(炎症でも何でもなく、個人差です)

「今のところ3ヶ月おきのエコーでフォローしてく」
「その方針で大丈夫でしょうか?」

→全くナンセンス!

 そんな無意味なフォローする前に、その医師は「自分自身でエコーすべき」です。
(もしも、そのうえで「その医師には、癌ではないと断定できない」のであれば、それは仕方がありませんが…)
 自分自身でエコーもせずに「無意味な3か月フォロー」など、ありえません。

「もし万が一再発だった場合の先生ならどの様な治療法でいきますでしょうか?」
→その仮定自体が、全く無意味。

「⑥先生のお考えとしても再発の可能性は低いでしょうか? 」
→ほぼ「無い」でしょう。

 根拠は2つ
 1.(そもそも)リンパ節に関しては、どうでもいい所見を強調する「技師エコー」ですが、その技師さえも「反応性を疑う」と言っているのですから、これが「転移を疑う所見」であるはずがありません。
 2.鎖骨上リンパ節転移があれば、(その前に)腋窩~鎖骨下にリンパ節転移が起こります。

「タモキシフェンを服用している方が多いイメージなのですが現在主治医の勧めでアミリデックス1mgを服用するだけとなっていますが先生的にはこの治療法についてどう思われますでしょうか?」
→完全な勘違いです。
 アリミデックスなどアロマターゼ阻害剤は閉経後にしか適応がないので、(閉経前の方は)タモキシフェンを使用するしかないのです。
 ★閉経後であれば、(治療効果が高い)アロマターゼ阻害剤が第1選択となるのです。(つまり、タモキシフェンを内服しているのは「閉経前」の方達です)





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