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HER2陽性リンパ転移ありなのにエコーをしない主治医

[管理番号:8839]
性別:女性
年齢:33歳
病名:乳がん
症状:右胸内側乳がん、腫瘍サイズ18mm、ホルモンなし、HER2タイプ、ki67-10%、リンパ節転移あり(レベル1)
投稿日:2020年8月28日

現在術前化学療法中なんですが、今主治医に不信感を抱いています。
と言うのも主治医があまりエコーをしてくれないのです。
一応はじめにMRIやPET検査で確認しましたけど、化学療法中にエコーで確認することもほとんどありませんでした。
MRIでは腋窩リンパレベル1に転移が映っていました。
こちらが言った時に少しエコーで見てくれましたが、鎖骨のところなんて一度も見てもらったことがありません。
とても不安です。
田澤先生にエコーで見てもらいたいですが、可能でしょうか?

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「化学療法中にエコーで確認することもほとんどありませんでした」
⇒術前抗がん剤が(効果が無かった場合には、最悪「手術不能」となってしまう可能性のある)リスクのある治療であるという認識が欠けているようです。(要注意)

「鎖骨のところなんて一度も見てもらったことがありません」
⇒本来、鎖骨下リンパ節(レベル3)はエコーで評価すべき部位です。
 最初から、「郭清はどこまですべきか?」という視点がなく、(どこまでであったとしても)「適当に郭清して、あとは放射線」というような認識なのかもしれません。

「田澤先生にエコーで見てもらいたいですが、可能でしょうか?」
⇒その方がいいでしょう。

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