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HER2タイプ

[管理番号:5360]
性別:女性
年齢:53才
2016年10月に左全摘手術をして、11月末からFEC4クール→バクリタキセル+ハーセプチン→ハーセプチン【4回目終わったところです】治療しております。
病理結果
ステージ2A
充実腺管癌
グレード3
腫瘍2.5センチ
リンパ節陰性、断端陰性
Ki67 20~30%
ER陰性Pgr陰性HER2 3+HER2タイプ
ただ今ハーセプチン単独治療中です!
幸いな事にケモの副作用も軽く済み、順調に治療してきました!
予定では来年1月でハーセプチン治療も終了します。
去年9月に乳がんが判明したのですが、その1年半前にマンモグラフィーの検査をした時は異常なしだったのに、1年半で2.5センチにも成長する事なんてあるのでしょうか?
温存で術前治療を勧められましたが、1つでもリスクを無くしたかったので、全摘すると決め、手術先行にして術後治療を選択しました。
ケモが終わっても関節痛などが残ってます。
私の状態で再発率生存率はどれぐらいになるでしょうか?
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「その1年半前にマンモグラフィーの検査をした時は異常なしだったのに、1年半で2.5センチにも成長する事なんてあるのでしょうか?」
⇒マンモグラフィーでは(そもそも)小さいうちに見つける事は不可能なので、「1年半で2.5センチ」は全く通常のことです(もしもエコーしていたら、1年半前には(少なくとも)数ミリのシコリとして認識されていた可能性は高いです)
「再発率生存率はどれぐらいになるでしょうか?」
⇒3年再発率は13%となります。(抗HER2療法の歴史は浅いのです)