乳がんの手術は江戸川病院|乳がんプラザ

[管理番号:5414]
性別:女性
年齢:24歳
はじめまして。
7月(下旬)日に右乳房部分摘出を行い、これから抗ガン剤予定の者です。
B型肝炎キャリアの疑いがあり、現在DNA検査中です。
腫瘍の病理結果は下記です。
Tumor size:21×13×10mm
DCIS:7×4mm
Nuclear grade:3
Histological grade:HGⅢ
Vessel invasion : ly0, v0
Lymph node:Total 0/1
ER:negative, PgR:negative, Her2:score0,
MIB-1 index 90%
《質問1》
医師からは、FEC+ドセタキセルを用いると言われております。
B型肝炎キャリアの場合でも、ステロイドの使用を抑えれば通常通り抗ガン剤を使えると言われてます。
ただ、こちらの掲示板やネットで調べてみると、
抗ウイルス薬を予防投与しながら、こまめなモニタリングをするのが通常の対応に感じます。
先生はB型肝炎キャリア患者には、どのような治療方針を用いていますか?
B型肝炎再発は、抗ガン剤で免疫力が下がる事が原因だと思っていましたが、ステロイドを抑えれば問題ないのでしょうか?
《質問2》
LH―RHアナログの使用について
抗ガン剤前に、LH―RHアナログを使用して卵巣を眠らせると言われてます。
受精卵凍結による採卵を予定しており、そこから5日後くらいにLH―RHアナログを打つと言われています。
卵巣が腫れている状態で使用しても問題ないのでしょうか?
以上、お手数をおかけしますが、
ご回答よろしくお願い致します。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「B型肝炎キャリアの場合でも、ステロイドの使用を抑えれば通常通り抗ガン剤を使えると言われてます。」
⇒ガイドラインに従う必要があるでしょう。
 基本的には内科(肝臓内科)にコンサルトをして「(HBV)DNA定量や核酸アナログ投与」の必要性を見極める必要があります。
「抗ウイルス薬を予防投与しながら、こまめなモニタリングをするのが通常の対応に感じます。」
⇒HBc抗体及びHBs抗体が陰性の場合には不要ではあります。
 その他の場合には(拡散アナログの必要性は別として)DNA定量は定期的に必要です。
「先生はB型肝炎キャリア患者には、どのような治療方針を用いていますか?」
⇒内科にコンサルトしています。
「B型肝炎再発は、抗ガン剤で免疫力が下がる事が原因だと思っていましたが、ステロイドを抑えれば問題ないのでしょうか?」
⇒上記のように、状況により対応が異なります。
「卵巣が腫れている状態で使用しても問題ないのでしょうか?」
⇒LH-RHagonistは卵巣を抑制するので問題ありません。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

ジーラスタの使用について
性別:女性
年齢:24歳
先日は、B型肝炎に関する抗ガン剤使用についてご回答ありがとうございました。
その後の検査で、ウイルスの感染が見られなかった為、
無事に予定通り抗ガン剤治療を開始出来ました。
抗ガン剤中のジーラスタの使用についてご相談させて頂きたく存じます。
抗ガン剤治療は下記の予定です。
FEC6回+ドセタキセル4回
(ドセは、私が希望するならやると言われてます。希望予定です)
白血球が上がらない場合の、ジーラスタの使用について、
医師と意見が異なっています。
9/(下旬) FEC1回目
白血球 3600
好中球 1771
リンパ球 1375
10/(中旬)
白血球 1500
好中球 216
リンパ球 1038
→抗生物質を3日間服用指示
10/(中旬)
白血球 2200
好中球 616
リンパ球 1174
→本来FEC2回目の予定だったが、
白血球、好中球の数値が低いとの事で延期。
翌週の10/(下旬)に数値が回復していれば実施との事。
医師からは、
「この上がり方だと、今後も4週間ごとのペースで抗ガン剤をやる事になりそうですね」
と言われています。
医師はジーラスタ等で無理に白血球を上げる事に反対で、
「無理に白血球を上げる事で、白血球が作られづらくなったり、逆に白血病になるリスクもある。
既に腫瘍は摘出しているのだから、身体に無理をさせてまでやる必要はない」
との意見です。
ただ、それによる再発リスクは「わからない」と言われてます。
【質問1】
先生の病院では、腫瘍摘出後の患者への抗ガン剤治療において、白血球が低い場合はジーラスタ等を併用していますか?
また、その際はどのタイミングでジーラスタを使用していますか?
(抗ガン剤3日後?2週間後?)
【質問2】
20代でジーラスタを使用するリスクはどの程度高いのでしょうか?
白血球が作りづらくなったり、白血病のリスクはどの程度あるのでしょうか?
【質問3】
抗ガン剤の使用量は100%のままで、FEC、ドセを4週ごとの使用になった場合、再発リスクはどの程度高まるのでしょうか?
【質問4】
白血球が低い場合、今後ジーラスタを併用しなから抗ガン剤治療を進めていくべきでしょうか?
ジーラスタを使用するリスクよりも、癌の再発リスクの方が高いのではないかと心配しています。
以上、質問が多くて恐縮ですが、よろしくお願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
「無理に白血球を上げる事で、白血球が作られづらくなったり、逆に白血病になるリスクもある。既に腫瘍は摘出しているのだから、身体に無理をさせてまでやる必要はない」
⇒この意見には全く反対です。
 RDI(このQandAに数回出ているので、ご参照を)を考えれば、積極的に使用して(可能な限り)予定通り完遂すべきと思います。
 ジーラスタをもちいることによる有害事象は(臨床上)殆ど問題ありません。(それよりはRDI低下による効果減退を気にするべきです)
「【質問1】先生の病院では、腫瘍摘出後の患者への抗ガン剤治療において、白血球が低い場合はジーラスタ等を併用していますか?」
⇒併用しています。
 そもそもTCでは「最初から」併用しているし、ECなどでは「延期」となった場合、次からは併用しています。
 
「また、その際はどのタイミングでジーラスタを使用していますか?(抗ガン剤3日後?2週間後?)」
⇒これは(抗癌剤)投与後24h以降となっており、実際には24h~48hの間
(投与翌日または翌々日)に行っています。
「20代でジーラスタを使用するリスクはどの程度高いのでしょうか?白血球が作りづらくなったり、白血病のリスクはどの程度あるのでしょうか?」
⇒そんな確率は「数字に出ない程度」です。
「【質問3】抗ガン剤の使用量は100%のままで、FEC、ドセを4週ごとの使用になった場合、再発リスクはどの程度高まるのでしょうか?」
⇒RDIが3/4=75%となります。
 85%以上を保つ事が重要であることは解っています。(どの程度のリスク増加になるかまでは解りません)
「【質問4】
白血球が低い場合、今後ジーラスタを併用しなから抗ガン剤治療を進めていくべきでしょうか?」

⇒その通りです。
「ジーラスタを使用するリスクよりも、癌の再発リスクの方が高いのではないかと心配しています。」
⇒その通りです。
 治療とは「効果」と「安全性」のバランスが必要ですが、(ジーラスタに起因するリスクより)「再発リスクをが高まるかも知れないリスクの方が大きい」ということです。





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