乳がんは早期発見、早期治療を目指しましょう。乳がん手術は江戸川病院|乳がんプラザ



[管理番号:7024]
性別:男性
年齢:72歳
病名:
症状:

父(72歳男性)に関する質問です。
状況からご説明させていただくと、父は数ヶ月前から胸にしこりがあることを認識していました。
ただ、女性化乳房という症状があることを知っていて、その症状であろうと考えていたようで、しばらく受診はしておりませんでした。
ところが、ここ2ヶ月ほどでしこりが固く大きくなった感覚があり、また痛みを伴うようになったため、紹介状をもらって先週病院を受診しました。
しこりは左胸の乳首の下あたりで硬貨大であり、痛みに関しては、押したり服が当たったりすると痛むようです。
また、左だけのしこりと痛みだったものが、ここ2週間のうちに、なんとなく右も痛む気がするそうです。
なお、血縁に乳がんを経験したものはおりません。

先週行った検査は、触診、エコー検査、レントゲン検査、血液検査です。
血液検査で炎症反応は出ていなかったそうですが、触診、エコー、画像の結果、「女性化乳房ではなく悪性の癌の可能性がある(何%とは言われなかったようです。)。」と判断され、一週間後に、局部麻酔をかけて細胞をとる検査を行いました。

生検結果は1週間後であり現在結果待ちとなっておりますが、検査直後の医師との会話では、既に手術をする場合はこうである、といった類の話をされ、次回の検査結果は家族同伴で来るようといわれており、患者側としては、既に医師が悪性を確信していると捉えざるをえないような対応だったようです。

そこで質問ですが、エコーおよび画像の結果のみで悪性であると、医師がほぼ確信を持つことはありえるのでしょうか。
また、画像やエコーの結果では、悪性の可能性が高いと診断された場合でも、細胞をとる検査の結果、女性化乳房であった、というような可能性はありえるのでしょうか。
もうほぼありえないと考えた方がよろしいでしょうか。

今どうこう悩んでも仕方がなく、結果が出るのを待つしかないことも認識しておりますが、家族も大きな不安を抱えておりお伺いする次第です。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

「画像の結果、「女性化乳房ではなく悪性の癌の可能性がある」
→このコメントに注目しました。

 男性の乳腺は(女性とは異なり)良性の腫瘍はできません。(極論すれば、「女性化乳房か、男性乳癌か。」の2択だということです)
 その意味で「女性化乳房ではない=真の腫瘍=乳癌の可能性が高い」と考えなくてはいけません。

「患者側としては、既に医師が悪性を確信していると捉えざるをえないような対応だった」
→上記通りです。
 「(女性化乳房ではなく)腫瘍であれば、良性ではないな」と、担当医の認識があるのでしょう。

「エコーおよび画像の結果のみで悪性であると、医師がほぼ確信を持つことはありえるのでしょうか。」
→上記通りです。
 女性化乳房(これは腫瘍ではなく正常乳腺が、ただ腫大しただけ)と腫瘍の区別は容易なのです。

「また、画像やエコーの結果では、悪性の可能性が高いと診断された場合でも、細胞をとる検査の結果、女性化乳房であった、というような可能性はありえるのでしょうか。」
→上記コメント通り…
 比較的その可能性は低いと考えます。

 
 

 

質問者様から 【質問2 男性乳がん】

性別:男性
年齢:72歳
病名:
症状:

先日はご回答ありがとうございました。

父の検査結果が出まして、1.2センチの悪性腫瘍と分かりました。
「浸潤性乳がんで一般的なものである。
核グレードは1とでている。
前回のエコーで見た限りにおいてはリンパ節への転移はなさそうであったが、転移についてはこれからCT検査によりはっきり判明する。
CTの結果、実際転移がなければステージ1といえるだろう。」と言われました(喘息があるため、腫瘍の大きさや広がり具合を測るためのMRIはやめたほうが良いと言われました。)。

CTの検査がまだなので、結果までまた不安な日を過ごすことになるのですが、1.2センチの大きさでエコーで見る限りはリンパ節への大きな転移が認められない場合、実際CTで他の臓器などへの転移が見つかる可能性というのはどの程度あるのでしょうか。
可能性の話ばかりお聞きしまして申し訳ありません。

また併せて今回は遺伝性について質問させていただきたく、重ねての質問となることご容赦ください。

担当医には、遺伝性について質問した際に、それを考慮する一因になる、ということを言われたのですが、父(72歳)以外に知りうる血縁で乳がんにかかったものがいない場合、どの程度、子や孫に遺伝するものなのでしょうか。
男性で発症したことにより、遺伝性は高まるものなのでしょうか。

例えば子である私(女性)は現在36歳ですが、エコーだけではなくマンモグラフィ検査を受ける必要がございますか。
また遺伝子検査などを受け
る必要はございますでしょうか。

お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。

「実際CTで他の臓器などへの転移が見つかる可能性というのはどの程度あるのでしょうか。」
→ほぼ、ありません。(早期乳癌では、男性乳癌も含め、初期治療の段階で遠隔転移などないのです)

「男性で発症したことにより、遺伝性は高まるものなのでしょうか。」
→男性乳癌が「遺伝性乳癌を疑う根拠」となってはいますが…

 ただ、私個人の経験からは「それは全くない」です。
 男性乳癌はかなりの数みてきましたが、殆ど(身内に)乳癌はいませんでした。

「また遺伝子検査などを受ける必要はございますでしょうか。」
→不要。





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