［管理番号:6374］
性別:女性
年齢:45才
4月に市の乳がん検診を受け、右石灰化ありカテゴリー4、要精査の通知がきました。
集蔟性多形成不均一と書いてありました。
私は20代前半から右胸にしこりがありましたが(コロコロよく動く)若かったせいか気にも留めずにいました。
2年前に同じく検診を受けた時自己申告し念のため要精査ということで乳腺外科を受診し線維腺腫と診断されました。
その時はマンモグラフィーで異常所見はなかったのですが今回それとは違う場所(乳輪の少し内側上方)に石灰化が見つかりました。
今日受診しマンモグラフィーとエコーをして細胞診を行いました。
先生はエコーを見ながら「ここか、これか。
前は気づかなかったんだ。
白黒つけよう。
はっきり白って分かったらさっぱりするでしょ」と言ってました。
触ってみても私にはしこりは分からないのですが何かがあるから細胞診をするんですよね。
石灰化だけだとマンモトーム生検をすると先生のサイトに書いてありました。
もし悪性で2年前から放置してたとするとしこりは
大きくなっているのではないでしょうか。
悪性だと可能性が高いと言われるのが怖くて何も聞けず帰ってきました。
細胞診の結果待ちですがやはり悪性の可能性は高いのでしょうか。
もし悪性だとするとかなり進んでいるのでしょうか。
よろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「もし悪性で2年前から放置してたとするとしこりは大きくなっているのではないでしょうか。」
⇒実際に、その医師が気づかなかったくらいですから…
　（しこりを形成しているとしても）「ごく小さい」ようです。
　考え過ぎです。
「細胞診の結果待ちですがやはり悪性の可能性は高いのでしょうか。」
⇒そもそも石灰化だから…
　細胞診で正しい診断に至らない可能性もあります。
　☆細胞診で良性であっても、「そう簡単には経過観察とはせず」必ずＳＴ－MMTで確定診断をつけることが肝要です。
「もし悪性だとするとかなり進んでいるのでしょうか。」
⇒そのように考える理由が全くありません。
　素直に、「担当医が気がつかない程度」だと思います。