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病理の結果

[管理番号:2339]
性別:女性
年齢:54歳
11月に乳がんと診断され年末に右乳房全摘手術をうけました。
術後の経過は良く先日病理の結果がでました。
術前検査の針生検などから「転移性の無いガン」との診断をうけていたのですが、以下の結果でした。
腫瘍の大きさ 0.4cm
センチネルリンパ生検 陰性
リンパ転移 無し 4個中0個
組織型 乳頭腺管ガン
グレード 1と2
ki67 30~40パーセント
ホルモン受容体 どちらも陰性
HER2 3+
以上の結果、腫瘍の大きさなどから判断して抗がん剤などの治療はせずに3カ月に一度の検診になりました。
正しい判断でしょうか?
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT1a(4mm), pN0, HER2 type
「腫瘍の大きさなどから判断して抗がん剤などの治療はせずに3カ月にいち度の検診になりました。正しい判断でしょうか?」
⇒正しい判断です。
 「HER2 type」ですが、浸潤径5mm以下であるため、「抗HER2療法も含め抗がん剤の適応外」となります。
 再発超低リスクです。
 「小さい腫瘍は最大の武器」なのです。
 ご安心を。