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精密検査

一般検診で行う画像検査(マンモグラフィー、超音波)のその先に行う検査の事である。

乳管造影

乳頭分泌(主として単孔性)の診断には有用であるが、乳管造影をできる乳癌専門医は少ないのが現状である。
※ 乳管造影をしない医師はMRIで代用するケースが散見される。
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細胞診

(通常の採血などに用いる)細い針で腫瘍の中をつついて細胞の集塊を採取する方法
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※次に挙げる「針生検」の普及に伴い、癌の確定診断には用いられることは無くなり(現在では、細胞診のみでの確定診断は認められていない)限定的な使用となってきている。
  例)嚢胞の穿刺など、
※細胞診との根本的な違いは、その採取できる量である。
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組織診

太い針(11G~16G)を用いて(多数の細胞により構成されている)組織を採取する。
 
①(バネ式)針生検 ※針の太さ16G(1.6mm), 14G(2.1mm)
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②マンモトーム生検(超音波ガイド) 13G(2.1mm)
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① と②は採取できる組織量が違う ②>>>①
②は針が太い上に、更に吸引圧をかける為
吸引式針生検ともいう。

 
 
③マンモトーム生検(マンモグラフィーガイド) 11G(3.05mm)
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※前述の①②は超音波ガイドであるが、③だけはマンモグラフィーガイドである。
③だけが、石灰化の精査専用である。
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