内分泌療法 ・乳癌の増殖に女性ホルモンが関与している タイプに適応(全体の約70%) ・閉経前と閉経後では、治療法が異なります。 閉経前 LH-RH類似物質 ゴセレリン, リュープロレリン 下垂体での受容体の低下(ダウンレギュレーション)を起こすことで作用・・図① 抗エストロゲン剤 タモキシフェン エストロゲンと競合することで阻害(SERM)・・図② 閉経後 アロマターゼ阻害薬 アナストロゾール, エキセメスタン,レトロゾール 閉経後の脂肪組織などでのアンドロゲンからの エストロゲン合成を阻害・・図③ 抗エストロゲン剤 タモキシフェン, トレミフェン, フルベストラン, エストロゲンと競合・・図④ ◎ SERM(タモキシフェン, トレミフェン)とSERD(フルベストラント)があります。