こんにちは

北の国は今日も雪。

もうすぐウチの娘の誕生日なので、ワタシは今、ワンピースを作っています。
布を裁つ前に「水通し、地直し」という作業をしなければならないのですが、もうこれが嫌いで嫌いで、これが無かったらどれだけ楽しいだろうと思います。
大抵の布というのは洗うと縮みます。ですから作る前に、縮む分はキッチリ縮ませておかなければ、折角作っても洗濯した途端サイズが変わってしまうということになってしまいます。
色落ちする布の場合は、何度も水を替えて色が落ちなくなるまで洗っておく必要があります。
一番大変で大嫌いなのは「布目を通す」という、直角を直角にする作業です。
タオルやハンカチを洗って洗濯機から出した時、斜めにグニャッと歪んでいますね。売っている布というのは極端に言うと、歪んだタオルを直さずそのまま乾かして、斜めの所を見た目だけ直角に切ってあるというような状態なのです。
横糸を一本、切れないように静かに静かに引き抜いて、それをガイドにして歪みを直し、生乾きの状態でギューッと引っ張りながら、アイロンで真っ直ぐに落ち着かせるという事をしなければなりません。
何メートルも。
変な生地だと、これが全然直らない。ふぅ。
地直しがやっと終わって、裁断に入りました。
割と素直な歪みの無い生地で助かった。たぶん日本製の良い生地。
これから柄合わせという、またしても非常に面倒臭い作業があります。布にかなり無駄が出るので普段はやらないし、そもそもそんなことが必要な柄は最初から買わないのですが、一目で気に入った生地だし、プレゼントなので仕方なくやります。
縫った時に模様がキチンと繋がるように合わせて裁断するのですが、昨日「よしっ！合った！」と思って裁った線が間違いだったということに、さっき気付いてココロが折れているところです。
俺のバカヤロー！！