[管理番号:13376]
性別:女性
年齢:32
病名:
症状:
投稿日:2026年01月13日
32歳 授乳中
左乳房に3センチ大の浸潤性乳管癌
トリプルネガティブ
(ERが20%陽性だがトリプルネガティブ寄りと言われました)
Ki-67 90%
核グレードや組織学的グレードは2以上
造影CT検査では
『左腋窩に小さな~軽度腫大したリンパ節が散在。短径7-8ミリのものもあり、非特異的形状も転移の可能性残る』
『左内胸領域に小さな~軽度腫大したリンパ節あり。最大短径4ミリ程。転移が疑われる』
とのことでした。
これらの情報だけで判断するならば、予後はかなり悪いと予想されるのでしょうか。
ステージでいうとⅢcまであり得るということですよね?
いわゆる予後不良と言われる条件が揃っており、何年も放置した訳ではないのにいきなりステージⅢcかもとなり不安です。
造影CT検査ではリンパ節転移は断定的ではないようですが、内胸のリンパ節に関しては細胞診はできないようですし、今後どういう扱いで進んでいくのでしょうか?転移があるものとして進められるのでしょうか?
そもそもの疑問なのですが、内胸リンパ節転移があればその時点でステージⅢというのは、脇のリンパ節転移よりも再発リスクが高いという事でしょうか?
今後、手術先行か化学療法先行かの話になると思いますが、先生はやはり手術先行の方が良いと思われますか?悪性度が高い癌は化学療法が効きやすい傾向にあり、完全奏功を目指す方向になりやすいという情報も目にしました。
わたしの場合、妊孕性温存している時間も惜しい状態なのでしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
PS(傍胸骨リンパ節)は画像評価が難しいので、「CTで4mm」であれば(念のために)「術後照射で狙う」でいいと思います。
特別進行した状態でもなく、通常の治療で何ら問題ありません。
手術先行か化学療法先行かの話になると思いますが、先生はやはり手術先行の方が良いと思われますか?
→「小さくして温存したい」というご希望でない限り「抗がん剤先行」する理由がないし「抗がん剤が必ず効く」という根拠が全くありません。
悪性度が高い癌は化学療法が効きやすい傾向にあり、完全奏功を目指す方向になりやすいという情報
→術前抗がん剤を正当化するための「曖昧な」情報にすぎません。
その「効きやすい」という「傾向」が全てのトリプルネガティブ(に近い)方に当てはまるわけではないのです。
大事なことは「目に見える確かなものを信じること」だと思います。
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(回答が公開されてから2週間後)
2026/1/29
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