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穿刺吸引細胞診後の経過悪化

[管理番号:12169]
性別:女性
年齢:37歳
病名:乳がん(タイプ未確定)
症状:左乳房の痛みつっぱり
投稿日:2024年10月30日

8月にエコーで左胸に7ミリ程のしこりが見つかり、10月に再エコーとMRI検査をした結果3つの光るしこりを確認。穿刺細胞診を受け確定診断を受けました。
(ステージは未確定1~2くらいとのこと、リンパ転移はCTを見る限りでは無さそう)
穿刺後に強い痛みと腫れ(2倍くらいの大きさに腫れあがる)微熱、吐き気が1週間以上続きます。
乳房表面に中のしこりがボコっと盛り上がっているようなものがいくつかあります。
8月の検査前から既に体調不調や疲労感、左乳房のみに痛みもありました。
疑いから確定診断まで時間を要していますが、全身転移の兆候もしくは炎症性などの悪いタイプの乳がんなのでしょうか。
これからPET検査などを受けますが、穿刺後の体調悪化で不安です。
また強い眠気や倦怠感があり、仕事にも行けていません。
(ちなみに主治医は、サブタイプまでの結果はまだ出ていない現時点で大病院への紹介を急がせました)
お忙しい中恐縮ですが、先生のご意見をお待ちししております。

田澤先生からの回答

こんにちは。 田澤です。

誰しも癌と診断されると「自分の癌は、特別酷いものではないか?」と想像するようです。(そのような気持ちは理解できますが、冷静に考えましょう。そんな特別なものは無いのです)

冷静に考えましょう。
単純に7mmの極めて早期の「普通の」乳癌ですよ。
ご安心を。

8月の検査前から既に体調不調や疲労感、左乳房のみに痛みもありました。
⇒左乳房痛も含めて「間違いなく」癌とは無関係な症状です。(無論転移とは1000%無関係です)

年齢的に「ホルモンが不安定⇒変な経過観察で更に不安定となった」症状です。

全身転移の兆候もしくは炎症性などの悪いタイプの乳がんなのでしょうか。
⇒100%違います。

因みに皆さんすぐに「炎症性」乳癌みたいなものを想像するようですが、炎症性乳癌は「乳房全体が真っ赤」となるので間違えることはありえません。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
(回答が公開されてから2週間後)
2024/11/14
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