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ホルモン治療について

[管理番号:11977]
性別:女性
年齢:55
病名:乳がん
症状:特になし
投稿日:2024年08月20日

2019年に部分切除でルミナールAオンコタイプにより低リスクのため5年間タモキシフェンで治療してきました。
5月に主治医が「生理が2年ないならもう閉経でしょう」と検査もせずアナストロゾールに変更、飲み始めて早々に生理が復活してしまいました。
先日診察でその旨を伝えると「アナストラゾールはホルモンを抑える物は入っていないのでやめましょう。タモも5年以上は飲んでも飲まなくても変わりはないとデータにも出てるのでもうやめましょう」とタモキシフェンもアナストロゾールもやめになりした。このまま半年後のCTまで無治療になりました。
本当に大丈夫なんでしょうか?

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

アナストロゾールに変更、飲み始めて早々に生理が復活してしまいました
⇒結果的には「閉経では無かった」ということです。
変更前にエストラジオールを測定すべきでしたね。

タモも5年以上は飲んでも飲まなくても変わりはないとデータにも出てるのでもうやめましょう
⇒tamoxifenが「5年より10年が有効」は今や常識です。

ただし(私の考えでは)ステージ1の場合には(積極的には)勧めていません。
質問者のステージ記載がありませんが(もしも)ステージ2以上であれば
「tamoxifenの継続の検討」をすべきです。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/8/28
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