［管理番号:11945］
性別:女性
年齢:54
病名:乳がん疑い
症状:
投稿日:2024年08月02日

15年前から毎年乳がん検診を受けています。
このたび、初めてマンモグラフィとエコーで引っかかり、細胞診をしました。
右乳房に低エコーを認め、カテゴリー3。
細胞診の結果はクラス3 鑑別困難でした。

このままにはしておけないということで、大きな病院への紹介状をいただき、来週診察に行きます。
たぶん組織診、MRIに進むのではないでしょうか？
先生はクラス3はグレーゾーンで、良性か悪性かは五分五分とおっしゃっていました。
ここまでくると、ほぼほぼ癌なのでしょうか？
細胞診の所見は下記になります。
《血性、嚢胞性の背景に核偏在性N／C比高く、核濃染傾向、核小体の腫大、一部に軽度核形不整を示す導管上皮由来と思われる変形細胞を軽度重積性集塊で認めます。良悪性鑑別困難な細胞集塊です。組織診による確定診断を希望します。》

この後、組織診をして検査結果を待つのがとても不安で苦しいです。
是非先生のご意見をおきかせいただきたく、質問させていただきました。
よろしくお願いいたします

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

細胞診カテゴリー３は「あくまでも」良性所見です。
ただ残念なことに、「細胞診が上手くできない医師が巷に溢れかえっている（私は非常に怒りを感じています）」ので（そのような下手糞医師は乳癌でも細胞診でクラス５が出せずに）クラス３となるケースが多いことは覚悟が必要です。

先生はクラス3はグレーゾーンで、良性か悪性かは五分五分とおっしゃっていました。
⇒私が細胞診をやってクラス３であれば、「良性です。よかったですね」となりますが…

細胞診クラス３で「五分五分」などという医師の何を信用していいのか？　という話です。

ここまでくると、ほぼほぼ癌なのでしょうか？
⇒本来細胞診クラス３は「あくまでも良性（繰り返すようですが、細胞診が上手い医師が行った場合）」です。

クラス５でないのに「ほぼ癌」などと考える必要は（本来は）ありません。

組織診をするのであれば、（そんな細胞診が下手な）医師ではなく、100％確定診断する医師が行うべきです。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/8/13
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