[管理番号:11725]
性別:女性
年齢:57
病名:乳がん
症状:
投稿日:2024年04月08日
初めまして、マンモグラフィーでの再検査についてお伺いしたいことがあり、質問させていただきます。
3月末に定期検査による超音波と久しぶりのマンモグラフィを行いました。
超音波は半年ぶりですが、マンモグラフィーはいつぶりなのかはっきりは覚えておらず、1年前(2023.2)に乳がん疑いで造影剤MRIを受けた際に左に気になるものがありましたが細胞診の結果「嚢胞」と診断を受けた過去があります。
ですが、今回マンモグラフィにて気になる部分(左乳房)があるとのことで、大学病院による再検査となりました。
検査を受けた乳腺外科の先生によると、超音波では見えず、マンモグラフィでしか見えない、おそらく大丈夫な気はするけど不安なので大学病院で詳しい検査(うちにはマンモトーム生検をする機械がないから)をしてきて、と紹介状を書いていただき、今はその予約待ちの状況です。
そこで質問です。
この場合、乳がんの可能性はどのくらいでしょうか。
また、乳がんだった場合、どのくらいのステージだと予想されますでしょうか。
不安で毎日検索する日々を過ごしていたため、先生のご意見を窺いたいです。
何卒よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「マンモグラフィにて気になる部分」「超音波では見えず、マンモグラフィでしか見えない」「うちにはマンモトーム生検をする機械がないから」
⇒これらの手懸りからは、そこでいう「マンモトーム生検」が「ステレオガイド下マンモトーム生検」であれば、その所見は「石灰化」ということになります。
★ただ「石灰化」ならばその医師も「石灰化」というKeywordが出てくるように思いますが、文面からはそれが伺いしれません。
この場合、乳がんの可能性はどのくらいでしょうか。
⇒その所見が「石灰化」にしろ「石灰化以外の所見(distortion? FAD?)」にしろ
「おそらく大丈夫な気はするけど」という、その医師のコメントからすればカテゴリー3(3割以下)と推測します。
また、乳がんだった場合、どのくらいのステージだと予想されますでしょうか。
⇒無論早期です。
進行乳癌であれば、(我々乳腺外科医であれば)画像所見を診ただけで「残念ながら乳癌です」とはっきりわかるのです。
その点は全く心配する必要ありませんよ。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/4/17
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