[管理番号:11348]
性別:女性
年齢:47
病名:浸潤性乳管癌
症状:
投稿日:2023年10月02日
9月(下旬)日に先生に左胸上部右側部分切除及びセンチネルリンパ節生検をしていただきました。リンパ郭清はせずに済みました。
術後当日は痛み止めによる副作用の激しい吐き気に苦しみましたが翌朝は嘘のように回復し自分で荷物をまとめ帰ることが出来ました。
先生の神技のおかげです。
ありがとうございました。
帰宅してからもうすぐ1週間ほど経ち毎日積極的にリハビリを行っていますが、腕を上げた時のつっぱりが激しくとても痛くて未だに腕を耳までつけることが出来ません。
そして術側の胸と脇の下及び、脇腹と術側の背中が触れるだけでビリビリと痛く腫れています。
痛い部分に触れるとリンパ液なのかわかりませんが水分の入った感じで少しぶよぶよとしております。
今までこちらのQ&Aをくまなく拝見した上に、本来やることのないPET検査をこちらからお願いしその結果転移がなかったと先生におっしゃっていただいているので、この痛みや引き攣れが当然転移ではないと思っています。
何より信頼できる田澤先生に執刀していただいたのだから手術に対して不安や心配は何もありませんが、この状態でも特に安静にすることなく今まで通り突っ張りや痛みに耐え、張りきってリハビリに励んでも大丈夫でしょうか?
それとも、ぶよぶよが治まるまで少し安静にしたほうがよいのでしょうか?
腕が上がらない後遺症やリンパ浮腫だけは絶対避けたいです。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
腕を上げた時のつっぱりが激しく
⇒モンドール(血管炎)でしょう。
鎮痛剤を内服し、ゆっくりでいいから頑張って動かしましょう。
そして術側の胸と脇の下及び、脇腹と術側の背中が触れるだけでビリビリと痛く腫れています。痛い部分に触れるとリンパ液なのかわかりませんが水分の入った感じで少しぶよぶよとしております。
⇒術後の腫れと神経過敏でしょう。
冷やしましょう!
神経過敏も和らぐし、腫れには冷やすのが一番です。(たん瘤できたら、冷やしますよね? 熱出たら額を冷やしますよね?)
この状態でも特に安静にすることなく今まで通り突っ張りや痛みに耐え、張りきってリハビリに励んでも大丈夫でしょうか?
⇒勿論ですよ。
神経質になるのは一切止めましょう。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/10/10
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質問者様から 【質問2】
抗がん剤及び分子標的薬の休薬期間について
性別:女性
年齢:48
病名:
症状:
投稿日:2024年02月24日
12月(上旬)日から3週間毎TC療法と抗HER2療法をやっていただいています。
4回目の投与日であった2月(上旬)日の血液検査で肝臓の数値がとても上がってしまったため休薬となってしまいました。
そして3回目の投与で酷い薬疹が出てしまったため4回目は先生の提案してくださったとおりにEC療法に変更することになっております。
次回の先生に診察していただく日に血液検査の結果が大丈夫であれば、EC療法を受けるのですがEC療法とハーセプチンは同日投与ができないため、抗がん剤に関しては6週間、ハーセプチンに関しては9週間間隔が開いてしまいます。
そこまで間隔が空いてしまうと今まで頑張って受けてきた効果が少くなって無駄になってしまったりしないかとても心配です。
抗がん剤及び分子標的薬共にここまでの間隔が空いてしまうことはRDI的に問題ないでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
抗がん剤及び分子標的薬共にここまでの間隔が空いてしまうことはRDI的に問題ないでしょうか?
⇒問題ありません。
術後補助療法は、あくまでも「有害事象のリスクを回避する」ことが再優先されます。(そこが再発治療とは「大きく」異なるところなのです)
そこを理解してもらう必要があります。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2024/3/4
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