[管理番号:11084]
性別:女性
年齢:47歳
病名:右乳房、微小浸潤(1ミリ以下)癌
症状:
投稿日:2023年5月9日
田澤先生に初めて質問させていただきます。
宜しくお願い致します。
性別、女性
年齢、47歳
2023年1月末、市の乳がん検診受診
3週間後に結果を聞きに行き、乳腺専門医に右乳房に7ミリ位のしこりをマンモグラフィで確認され、形は良さそうとその時は言われました。
左乳房にはエコーで乳管内に留まっている状態の2つ並んだ腫瘤!?(乳管内に2つ並んで2センチ弱)が前癌病変の可能性が高いと判断されました。
2月末に、乳腺専門医に右胸も左胸もバネ式針生検をしてもらい「右胸は非浸潤癌」「左胸は異形成!?があるようだがグレー判定、悪性を否定できない」状態でした。
2023年4月(中旬)日に右乳房の部分切除術と、左乳房の摘出生検を同時に受けました。
術前の検査では右乳房は非浸潤癌7ミリ程度、リンパ節への転移なし、PET検査で肺で引っかかりましたがすぐに造影剤入り肺CT検査で炎症(遠隔転移なし)と診断され、部分切除術を無事に終えました。
術中のセンチネルリンパ節生検で微小転移が見つかりました。
術後の病理検査結果は、ほぼ非浸潤癌だったが微小浸潤1ミリ未満がありました。
主治医からは女性ホルモンを餌にして増えていくタイプと言われました。
微小浸潤1ミリ未満とセンチネルリンパ節微小転移が見つかった事がとても不安です。
術前は早期の非浸潤癌だから心配ないと言われていたので、術後の病理検査結果を聞いて心配になってしまいました。
詳しい数値等を教えてもらえなかったのですが、術後の検査結果によっては抗がん剤の使用も考えていると言われていました。
結果が微小浸潤1ミリ未満、センチネルリンパ節微小転移なので抗がん剤は使用しませんと言われ、今後は右乳房に対して放射線治療(25回)、ホルモン療法になりました。
摘出生検を受けた左乳房の病理検査結果は、針生検後の血腫があったようで異形!?なし、との結果で、無治療になりました。
術前から左胸(乳管内に留まっている2つ並んだ腫瘤)を主治医はかなり怪しがっていたので、この結果が逆に不安です。
針生検後の血腫の影響で悪性細胞が見落とされてしまう事はあるのでしょうか?
両胸とも、主治医の言った通りの治療方針で良いでしょうか?
術後の診察で、鎖骨辺りの違和感や右脇リンパ節(センチネルリンパ節生検をした所より上の方)が腫れている感じがするので主治医に伝えましたが「そっちは切ったり触ったりしてないから関係ない」と言われてエコー等の検査もなかったです。
1週間前からは腰の痛みも続いていていますが、質問をすると迷惑そうなので不安ばかりが募っています。
どうか田澤先生の回答お願い致します。
また、温存術後の放射線治療を田澤先生のいる江戸川病院のトモセラピー(他臓器への被爆リスクが少ない)治療する事は可能でしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
まず、微小浸潤癌なので抗がん剤は無論不要。 術後照射のみの方針は極めて妥当です。
1週間前からは腰の痛みも続いていています。
⇒これはホルモンが不安定となっている症状です。(10000%転移とは無関係)
ご安心を。
また、温存術後の放射線治療を田澤先生のいる江戸川病院のトモセラピー(他臓器への被爆リスクが少ない)治療する事は可能でしょうか?
⇒可能ですが、(乳腺外科は介さずに)直接当院放射線科へご依頼ください。(放射線科は他院から「直接」引き受けています)
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/5/18
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質問者様から 【質問2】
前回の質問の続きです。
性別:女性
年齢:47歳
病名:
症状:
投稿日:2023年5月20日
お返事ありがとうございます。
追加で返答いただきたい質問があります。
宜しくお願い致します。
①右胸の腫瘍は当初7ミリ位で見つかり、術後の病理結果はほぼ非浸潤癌だが1ミリ以下の微小浸潤がありました。
1ミリ以下の微小浸潤でセンチネルリンパ節にも微小転移していたのは珍しい事でしょうか?
しこりは小さめでしたが、しこりの場所が右脇の近くだった事も関係していますか?
②ホルモン受容体陽性は確定していますが、詳しいサブタイプが不明です。
もし勢いのあるルミナルBだった場合でも放射線治療(25回)とホルモン療法で充分に転移を防げますか?
③術前のPET検査(肺)で引っかかりましたが、すぐに追加検査で造影剤を使った肺のCT検査で転移では無い(ただの炎症)と言われたので心配ないでしょうか?
④左胸は組織診でかなり黒よりのグレー判定だったのですが、摘出生検の病理結果が「針生検後の血腫あり、異形なし」で無治療になりました。
針生検後の血腫の影響で悪性細胞が見落とされる可能性はありますか?
お忙しいところ沢山の質問で申し訳ございませんが、田澤先生に回答していただけると助かります。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
こんにちは田澤です。
微小浸潤癌なのだから、「あれこれ」余計な心配をすること自体ナンセンス。
追加の回答はありません。
ご安心を。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/5/30
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質問者様から 【質問3】
再度追加の質問です
性別:女性
年齢:47歳
病名:
症状:
投稿日:2023年6月25日
一昨日送ったメールに質問漏れがありましたので田澤先生からの回答前に再度申し訳ございません。
追加の質問は
①田澤先生でしたらこのような病理結果の場合は今後どのような治療が最善だと思われますか?
田澤先生に直接エコー検査等をしてもらえたら早期で発見可能でしょうか?
(放射線治療前に教えてもらっていたら温存では心配なので全摘も考えました。)
②田澤先生に診察(反対側の乳房も含め)していただく事は可能でしょうか?主治医から今までの資料(病理結果等)を書いてもらった方が良いですか?
自分なりに調べたら、非浸潤性小葉癌は乳房全体に散りやすく発見もしずらい、反対側の乳房にも発症するリスク、画像で見つけずらいので一部分切除したところ以外に既にあるのでは?と思い心配です。
主治医からは珍しい症例と言われましたが、今後(反対側に関しても)
厳重に経過を診てくれるような説明がなかったので余計に不安になりました。
どうか回答宜しくお願い致します。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
前回と回答に変更はありません。
微小浸潤癌なのだから、もうあれこれ悩むのは辞めましょう。
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2023/7/7
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