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全摘か温存か迷っています

[管理番号:10730]
性別:女性
年齢:44
病名:浸潤性乳管がん
症状:右胸だけ生理周期で痛みます。
投稿日:2022年11月13日

2018年8月に細胞診で「良性」だった右胸の腫瘍(内側中央)が大きくなり、近い部
位にしこりが
もう1つ増え、2022年9月切除した方が良いとかかりつけ医に言われ中核病院に転院し
ました。

転院先で再度のマンモ・エコーで画像所見は問題ないとされ、良性腫瘍摘出術を受け
たところ病理
結果が2つとも浸潤性乳がんでした。

ER+80%, PgR+80%, HER2蛋白陰性, Ki-67 15%, ルミナールAです。

腫瘍径ははっきりと聞いておらず3cm程のものと、1.5-2cm程のものだと思われま
す。
浸潤径はマ
ージンを取っていないので分かりません。

2つとも原発の乳がんという診断でした。

術後の造影MRIでリンパの腫れはないと言われています。

腫瘍の写真を見ましたが、大きい腫瘍はクルミのような外観で唇のように割れている部分が見え、
小さい方は黄色く覆われた(脂肪でしょうか?)ブツブツの集合体でした。

④質問文:
執刀医から再手術で部分切除と全摘の2つを提案されています。

腫瘍が2つあったこと、それなりの大きさであったこと、入院手術が苦手なことから、いったんは全摘を選択しましたが、メンタルの面で耐えられず部分切除に切り替えたいと思っております。

しかし、マンモの画像に多数小さな石灰化(集簇性はないように見えました)がある
こと、全摘を希望すると告げた後に「そうですね。嚢胞もあるし…」と指摘されたことが気になり、本当に部分切除と放射線・ホルモン治療で進めていいものかとても不安です。

医師はベテランの先生で、穏やかに分かりやすく十分に時間を割いて説明してくださいます。

取り残しのマージンなので、同じ先生に取っていただいた方が良いのではないかと思っています。

ただ今回再手術ということで、大病院なら手術前に診断がついたのでは…という疑念が拭えません。

次週11/○○(〇)の診察で改めて手術日を決めることになります。

温存か全摘か、先生は自分のいい方を選んでという風でどちらを勧めるわけでもありません。

今更セカンドオピニオンを求めれば良かったのかなどと判断材料に悩み、本当に温存していいものかまだ迷っています。

部分切除した場合、私の再発リスクはかなり高いものになるでしょうか。

よろしくお願いいたします。

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。

文面を見る限り、その「かかりつけ医」の診断に難があるため本来なら2018年に診断して手術されるべきところを「4年経過させた」ように思います。
「多発」であることと、「診断に時間がかかり過ぎている」ことの両方を考慮すれば
全摘が安全であることは間違いありません。
ご参考に。

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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/11/21
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