［管理番号:9845］
性別:女性
年齢:41
病名:乳癌
症状:
投稿日:2021年10月28日
初めて質問させていただきます。
数年前から右乳房にマンモグラフィーで石灰化を確認しており、年に一度経過観察で乳腺クリニックに通っていました。
8mmののうほう？と言われており、大きくならなかったので細胞診,組織診もしていません。
マンモグラフィーとエコーを受けていました。
今年8月に市の検診でマンモグラフィーのみを受け取り、左乳房カテゴリー3の石灰化ありと診断され、驚いてかかりつけのクリニックに通院すぐに組織診を受けて昨日結果がでました。
非浸潤癌0期
ER90%病理組織判定 Epithelialtumor,malignant.Ductalcarcinoma in
situ.CNB.判定区分 検体適正 悪性 推定組織型Ductalcarcinoma in
situ(DCIS)comedotype所見nucleargrade1(mitotic count1,nuclear
atypia2)in situ(+)f(-)免疫染色結果ER+(約90%)検査報告書には書いてありますが、癌だったんだということ以外よくわかりません。
私がこれから先生の病院を受診したらどんな治療になるのでしょうか？
昨日は泣いて過ごしましたが、今日から右も癌じゃないかと不安です。
やはり確定診断を受けたほうが良いですか？
先生のプラザを拝見して、手術をお願いできないだろうかと思っています。
無知な私にもわかる楊に教えてください。
よろしくお願いいたします。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
乳癌の診断確定とのこと。お気持ちお察しします。
ただ0期なのだから局所治療（手術もしくは手術＋放射線）で根治の可能性が高いので、きちんと治療することが肝要です。
「私がこれから先生の病院を受診したらどんな治療になるのでしょうか？」
⇒（マンモグラフィーでの）石灰化の拡がり＋ＭＲＩを撮影して「拡がり診断」を行った上で術式決定して手術となります。
「右も癌じゃないかと不安です。」
⇒何年も経過観察して不変なのであれば大丈夫では？（その主治医に確認してみましょう）
質問者様から 【質問２ 】
部分か全摘か
性別:女性
年齢:41
病名:乳がん
症状:
投稿日:2021年12月7日
以前先生に相談させていただいたものですが、MRIと CTを受けて結果を聞いてきました。
左多発非浸潤癌で部分摘出か全摘かを1月（下旬）日までに自分で決めて、手術は2月始めです。
お会いしたことのない田澤先生の非浸潤なら全摘で根治の声が聞こえて全摘に傾いております。
乳がんの手術と同時にエキスパンダーを挿入し再建と考えていたのですが、主治医は落ち着いてから再建するべき。
治療の邪魔になっては大変だからと言われました。
①温存か全摘か選べるのに、再建を落ち着いてから進められる理由は何なのでしょうか？非浸潤癌でもコメドタイプだからでしょうか？②手術までだいぶ期間があくことになりましたがこの間に浸潤する可能性がありますか？主治医は浸潤しているならもうしていると言っています。
③多発なら予後は悪くなりますか？遠隔転移に恐怖を感じています。
④術後変わる可能性があるとは言われていますが、組織診の結果がホルモン2つとも陽性Her2陰性ki67 10%でここから放射線(全摘)抗がん剤が必要になる可能性はどれぐらいありますか？⑤部分摘出の場合一回り小さくなるとしか言ってもらえませんでした。
大きくとるということでしょうか？⑥私は手術、治療を受ければ長く生きられますか？よろしくお願いします。
田澤先生から 【回答２】
こんにちは田澤です。
非浸潤癌の診断なのに「余計な」ことを考えすぎです。
ポイントは２つ
１．多発ならば（部分切除に強い要求が無いのであれば）全摘を勧める。
２．（少なくとも）術前診断が非浸潤癌なのだから「同時再建を躊躇される」理由はない。
★ 質問者のメール内容からは「全摘同時再建」でいいと思います。（同時再建に、その主治医が「及び腰」なのかは不明なので、セカンドオピニオンも考えては？）
★ 遠隔転移その他は「全くの」考えすぎ。
質問者様から 【質問３】
病理結果
性別:女性
年齢:42
病名:左非浸潤癌
症状:
投稿日:2022年12月14日
以前術式について相談したものです。
根治を目指し全摘を選びました。
おかげさまで日常を取り戻しています。
以前の質問で、組織診でコメドタイプと言われとても怖かったのですが、術後の病理結果で非コメドタイプと言われました。
どちらが正しいのでしょうか？
コメドタイプ浸潤しやすいというだけで、そんなに恐怖を感じなくてよいとここで教えていただきました。
いつも温かい目で質問に答えていただきありがとうございます。
田澤先生から 【回答３】
こんにちは。田澤です。
非浸潤癌で全摘は根治です。
コメドも非コメドも「全く」どうでもいいことですよ。（そう思いませんか？ 根治なのに悩むのは全くナンセンス極まりない！）
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再質問をする場合、下記日付以降にしてください。
2022/12/22
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