[管理番号:9200]
性別:女性
年齢:37
病名:浸潤性乳管癌(硬癌)+広範囲の非浸潤癌
症状:胸のしこり、へこみ
投稿日:2021年2月17日
田澤先生、よろしくお願いします。
昨年に左胸全摘手術をし、現在抗がん剤治療中です。
【病理結果】
浸潤性乳管癌(硬癌)+広範囲の非浸潤癌
しこり…1.5cm
センチネルリンパ転移(1/12)
他臓器転移…なし
ステージII A
核異形度…3
Ly1
V0→V1
断片(ー)
ER 50%
PgR 10-50%
Ki-67…50%
HER2…0
ルミナールB
最初抗がん剤治療が、EC療法→ドセタキセルの予定でした。
EC療法2クール目で、病理結果の脈管侵略のV0が限りなくVIに近いんじゃないかとのことで、EC療法3クール目からddEC療法→アブラキサン+ジーラスタに変更になりました。
放射線治療も最初はリンパ転移が4つ以上あったらすると聞いていたのですが、脈管侵略があったと変更になったことで、主治医に放射線治療も勧められています。
私としては、少しでも再発?転移を防ぐべく、できる治療は全てしようと思っています。
ですが、脈管侵略がありになったこと、治療法が変更になったことに、激しく動揺しています。
グレード3、ki-67-50%で高く、センチネルリンパ1つ転移、脈管侵略ありとなると、再発率、生存率はどのぐらいになるでしょうか?
田澤先生のご意見をお伺いしたいです。
このような質問の機会を与えて頂きまして、ありがとうございます。
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「グレード3、ki-67-50%で高く、センチネルリンパ1つ転移、脈管侵略ありとなると、再発率、生存率はどのぐらいになるでしょうか?」
⇒難しく考えずに・
ステージ2AのルミナールB(相当)で抗がん剤+ホルモン療法を行えば 遠隔転移再発率は10%前後だと思います。(生存率は90%前後)