[管理番号:9136]
性別:女性
年齢:40
病名:乳がん
症状:温存か全摘
投稿日:2021年1月22日
こんばんは
ステージ1 ルミナールa.bはまだわからないものです。
しこりのサイズは1.2センチで、足?広がりを合わせると2センチくらいと言われました。
そこでですが、全摘と温存で迷っています
ネットサーフィンしたら温存+放射線をした方が全摘よりも予後がいいという記事を見かけました。
①全摘のみよりも放射線が加えられた温存の方が再発率は下がるのでしょうか?
病院では温存の場合5年再発率10パーセント程度、全摘はにパーセントほどと言われましたが。
②SNSなど見ていると
ステージ0や1だったのに2年後に転移が発覚しステージ4になって
いる人が少なからずいらっしゃるのはどうしてなのでしょうか?
ステージが1でも早期発見でもこんな事はあり得るのでしょうか?
結局は、早期であろうとガンのタイプによって
予後が決まるという事でしょうか?
田澤先生からの回答
こんにちは田澤です。
「①全摘のみよりも放射線が加えられた温存の方が再発率は下がるのでしょうか?
病院では温存の場合5年再発率10パーセント程度、全摘はにパーセントほどと言われましたが。」
⇒ナンセンス!
再発率と一括りにすること自体、まったくナンセンス!!
再発は「局所再発」と「全身遠隔転移再発」に明確に分けましょう。
「局所再発」 温存なら10年で(放射線照射しても)5%程度
全摘ではほぼ0%
「全身遠隔転移再発」 温存でも全摘でも「全く同じ」
「②SNSなど見ていると
ステージ0や1だったのに2年後に転移が発覚しステージ4になって
いる人が少なからずいらっしゃるのはどうしてなのでしょうか?」
⇒冷静によく考えてみてください。
ステージ1でも5年再発率は5%程度あります。
100人に5人です。
年間5万人のステージ1乳癌が発見されるとして年間2500人が再発します。
それらの内1%の人がSNSやったとしても25人です。
もしも、あなたがSNSで「1期、再発」で25人もヒットしたら、「多いな!」と思う事でしょう。
母集団が大きければ、(例え確率が低くても)多いと感じてしまうものなのです。
気にしないように。