・実際のステージの割合い(2017) 2期までの早期がんが88%を占める。
stage 0 14.3%
stageⅠ 43.0%
stageⅡA 22.9%
stage ⅡB 7.9%
stage ⅢA 2.2%
stageⅢB 3.3%
stageⅢC 1.4%
stageⅣ 2.2%
・ステージ別予後
治療は日進月歩なので、あくまでも「過去のデータである」という見方が必要です。
2004登録患者さん
stage 5年生存率 5年無再発生存率
stage 0 97.58% 96.34%
stage Ⅰ 96.63% 92.17%
stage Ⅱ 90.93% 81.62%
stage Ⅲ 72.48% 58.42%
stage Ⅳ 42.65%
ただし、上記は(今の患者さんにとっては)15年以上前の患者さんのデータです。(2004登録患者)
「5年無再発生存について」
術後補助療法としてtrastuzumabもpertuzumabも使えない時代なので、特にHER2陽性患者さんの予後が著しく向上したので、それより格段に数値がいいでしょう。
「5年生存率について」
これは、「無再発生存」に加えて「再発治療の進化」も加わるので、「更に」向上していることは間違いありません。
分子標的薬の登場が一番大きいと思いますし、eribulinも2010発売だから現在は「これらの恩恵」による生存率の向上があります。