［管理番号:7164］
性別:女性
年齢:42剤
病名:乳がん
症状:
はじめまして。
田澤先生にお聞きしたく、どうぞ よろしくお願いいたします。
術前評価
左乳房 散在する腫瘤 stage1
超音波 最大1.6センチ
CT リンパ節腫大なし
CT 遠隔転移なし
MR I 大胸筋 皮膚への浸潤なし
針生検 硬癌 E R 3b PG R 3b HER2 0 M I B-1 ３０%
1月（中旬）日 左乳房全摘手術を受けました。
同時に 1次再建も受けました。
術後、センチネルリンパ節に1個、リンパ節郭清を受けました。
（2/10）
1つは、1.8ミリ 1つは、2.2ミリです。
術後、主治医からは、ルミナールBなので半年間の抗癌剤（抗癌剤の名前は忘れてしまいました。）、その後5年間のホルモン剤と注射を勧め
られています。
術前では、ルミナールAとのことで、ホルモン剤だけの治療と思っていましたので、抗癌剤をする覚悟がなかなか着きません。
主治医に2月（中旬）日までに返事をするよう言われております。
田澤先生でしたら、やはり抗癌剤治療をお考えにならますか。
よろしくお願い致します。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「ルミナールBなので半年間の抗癌剤」
→M I B-1 ３０%だと、グレーゾーンです。
ＯｎｃｏｔｙｐｅＤＸを勧めます。
質問者様から 【質問２ 治療について】
性別:女性
年齢:42歳
病名:乳がん
症状:
田澤先生、こんにちは。
２度目の質問です。
よろしくお願い致します。
前回と重複しますが、
術前評価
左乳房 散在する腫瘤 Stage1
超音波 最大1.6cm
CT リンパ節 腫大なし
CT 遠隔転移なし
MRI 大胸筋、皮膚浸潤なし
針生検 硬癌 ER３b PGR３b HER2 0 MIB-1 30%
1月中旬 左乳房全摘手術
術中 2/2 さらに 1/10リンパに転移
1つが 22×15×15mm非浸潤性乳管癌
1つが 18×15×15mm浸潤癌
NG1
同時に再建手術受けています。
術後、主治医にリンパ転移があるので年齢も考えて強めの抗癌剤治療を進められましたが、抗癌剤は避けられるのであればと田澤先生にご相談させていただきました。
田澤先生からは、MIB-1が30%なのでオンコタイプを進めますと回答を頂きました。
悩んだ末、経済的にもオンコタイプをあきらめ、ホルモン剤＋リュープリン治療を選択しました。
この経緯を主治医に伝えたところ、リンパ転移を考えると抗癌剤は必須、MBI-1についても質問したところ、15%ずつで切ってるので高いわけではないが年齢が若いから抗癌剤治療とのことでしたが、ホルモン剤治療を選んだところ、肝臓に転移したら2年位でダメになるよ。
すでに転移して
る可能性もあると言われました。
田澤先生、私は長く生きられない程 再発の可能性が高いのでしょうか。
小学生の子供がいます。
一緒にいられる時間は短いのでしょうか。
一通りの検査の中で、貧血が判明したときも スキルス性の胃がんの可能性と言われましたが 直前に受けていた人間ドックの結果ではA判定でした。
術後の結果もなかなか教えてもらえず、リンパ転移以外の情報を知りたいとお願いして教えてもらえた次第です。
術前、散在する腫瘤とのことでしたが、このうち2つは乳腺炎でしたと言われました。
術前、画像上癌は5つあると言われていました。
このような事は、普通に起こり得ることですか。
術後すぐの診察では、放射線治療はオプションと言われたのに、直近の診察では必須と方針が変わっていました。
なぜかと質問したら、抗癌剤をしないからと。
主治医の言っていることが ころころ変わり不安です。
私の状態で 放射線治療は必要ですか。
教えてください。
長くなり、申し訳ありませんが どうぞよろしくお願い致します。
田澤先生から 【回答２】
こんにちは。田澤です。
「前回と重複しますが」とありますが、完全に重複しています。
「主治医に伝えたところ、リンパ転移を考えると抗癌剤は必須」
→誤り（リンパ節転移と抗がん剤の上乗せには関係がない）
「リンパ転移があるので年齢も考えて」
→「リンパ節転移」も「年齢」も「抗がん剤を勧める根拠」にはなりません。
私の回答は
「「ルミナールBなので半年間の抗癌剤」
→M I B-1 ３０%だと、グレーゾーンです。
ＯｎｃｏｔｙｐｅＤＸを勧めます
から全く変更ありません。
★結果としてＯｎｃｏｔｙｐｅＤＸしなければ、（それ以上の客観的推奨は無いので）「患者さんの選択に任せる」ことになります。
「必須と方針」
「なぜかと質問したら、抗癌剤をしないから」
→全く無関係（放射線は局所療法です）
「私の状態で 放射線治療は必要ですか。」
→不要です。（リンパ節転移４個以上だと全摘でも照射が必須となります）