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乳がんのしこりについて

[管理番号:6375]
性別:女性
年齢:47歳
田澤先生、お忙しい中よろしくお願いします。
2月(中旬)日にしこりに気づき、翌日乳腺外来を受診、マンモとエコーで画像上は乳がんで間違いないと告知を受け、(中旬)日に大学病院を紹介されて受診しました。
大学病院でもマンモ、エコーで恐らく乳がんに間違いないと言われ、細胞診もしました。
担当医がエコーをみながらパチンパチンと三回取りました。
細胞診の結果が3月(上旬)日、非浸潤ガンと言われました。
その後CT、MRI等の検査があり、範囲が広いため全摘になるそうです。
私自身に肺の疾患が再発したこともあり手術までの日取りが大幅に伸びてしまいました。
手術は5月(下旬)日、告知を受けてから3カ月以上が経過しています。
非浸潤がんが浸潤がんになる確率は高いでしょうか?
範囲も広いので、細胞診で取れた部分は非浸潤でも浸潤ガンが隠れている可能性はどのくらいでしょうか?
MRIの画像を見せてもらった際に、喘息があるため造影剤は使用していません。
乳房の三分の一ぐらい洞窟のような黒い塊があり、これが全てがん細胞だとすると、とても非浸潤がんだとは思えません。
大きな浸潤がんがあるのではと不安でたまりません。
アトピーがあるため無意識に手を掻いてしまったりと、リンパ浮腫も心配です。
担当医は年間180件ほど手術をしているそうです、失礼かと思いましたが聞いてしまいました。
大事な乳房を経験不足な医師に任せたくなかったので…年間180件は田澤先生からみて経験豊富だと思いますか?
細胞診の病理レポートのようなものはもらっていません。
ただ大人しいタイプと言われただけです。
まとまりのない文で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「手術は5月(下旬)日、告知を受けてから3カ月以上が経過しています。非浸潤がんが浸潤がんになる確率は高いでしょうか?」
⇒高くありません。(常識的に考えて)
「範囲も広いので、細胞診で取れた部分は非浸潤でも浸潤ガンが隠れている可能性はどのくらいでしょうか?」
⇒画像所見にもよるので「一概には」言えません。
「リンパ浮腫も心配」
⇒センチネルリンパ節生検であれば、心配ありません。
「担当医は年間180件ほど手術をしている」
⇒おそらく「執刀数」ではないでしょう。(大学病院で、その数の執刀は不可能です。
 助手などを含めてのことでしょう)
「年間180件は田澤先生からみて経験豊富だと思いますか?」
⇒その数が本当に執刀数ならば、そうなります。