[管理番号:5366]
性別:女性
年齢:42歳
組織型:浸潤癌
硬癌・浸潤生小葉がん
7月(上旬)日右乳房全摘手術
センチネル生検にて2つみつかり、手術中にリンパ郭清しました。
リンパ節3/16転移有り
ER(+)PgR(+)
HER2(陰性)
がん浸潤径5.2cm
脈管浸襲 軽度
核異型度 ki67 low
経過観察 高リスク
今後の治療方法は9/(上旬)からACとドセタキセルを4クールずつと終了後にホルモン治療と言われています。
抗ガン剤は副作用の事を考えるとできれば避けたいと思っているのですが、私のような状況でやはり再発予防の為に抗ガン剤治療すべきでしょうか。
医師からはしこりが大きかった事、リンパ節まで転移していたことが理由で抗ガン剤は必須だと言われています。
また、ホルモン治療のみにした場合はリュープリン注射も必須になりますでしょうか。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「医師からはしこりが大きかった事、リンパ節まで転移していたことが理由で抗ガン剤は必須」
⇒当院では「どちらも」抗癌剤を行う理由にはなりません。
単純に「Ki67 low = ルミナールA = 抗癌剤による上乗せがない」ということです。
「また、ホルモン治療のみにした場合はリュープリン注射も必須になりますでしょうか。」
⇒40歳代ですが、ASCOのガイドラインからは「行うべき」と思います。
質問者様から 【質問2】
性別:女性
年齢:42歳
先日はお忙しい中、ご回答ありがとうございました。
田澤先生のメールのご回答の件を主治医に相談しましたが、病院の方針として私の場合には再発リスクが高いので抗ガン剤をお勧めしているとのことでした。
やれば根治は望めるがやらなかった場合には保証はできないと。
なかなか決断ができなかったので田澤先生にセカンドオピニオンをお願いしようと思い、先日御連絡したところ最短で27日との回答でした。
術後3ヶ月近くがたってしまうので、
そんなに時間が経ってしまうのは今後の治療に影響はありますか。
今の病院では術後12週以内に治療を始めないと効果が期待できないと言われました。
田澤先生から 【回答2】
こんにちは。田澤です。
「やれば根治は望めるがやらなかった場合には保証はできない」
⇒???
その医師は「抗癌剤をやれば保証する」のですか???
全く馬鹿げています。(表現が不適切でスミマセン)
私の回答に変更は『全く』ありません。
質問者様から 【質問3】
抗ガン剤をやるかどうか
性別:女性
年齢:42歳
先日はお忙しい中、ご回答ありがとうございました。
また、不安材料が出てきてしまいましたのでお忙しいとは思いますがご回答よろしくお願い致します。
主治医にオンコタイプDXをしたいと申し出ましたが、私の場合はハイリスクと出ると思いますと言われてしまいました。
時間もかかるし、勧めたくない様子でした。
ルミナールAであることは間違いないとの回答はいただきました。
乳がんガイドラインでもしこりの大きさでどうしてもひっかかってしまいます。
以下引用です。
以上,臨床試験のサブグループ解析や後解析より,ER陽性PgR陽性HER2陰性Ki67低値のリンパ節転移陰性乳癌は予後良好であり化学療法の再発抑制効果が低いことが示唆されているが,腫瘍径が大きい,高度なリンパ節転移を認めるなどの再発リスクの高い患者には化学療法が不要である根拠に乏しい。
ルミナールAをしこりの大きさやリンパ節転移の数でA1、A2、A3と分けるという研究結果も目にした事があります。
3タイプのうち私の場合は
A3となり抗ガン剤を追加した方が再発リスクが下がるとありました。
また、リンパ節転移も3つまでは抗ガン剤なしで4つだと必要とあります
が、3つと4つで大きな違いはありますでしょうか。
それは主治医にも言われました。
ホルモン剤単剤で問題なしと前回もご回答いただいておりますが、どうしてもしこりの大きさとリンパ節転移3つだと抗ガン剤必要と考える医師が多いようなので抗ガン剤を拒否する勇気が持てません。
また、今の病院では術後12週以内に治療を始めないと効果が期待できないと言われました。
これは本当ですか。
悩みすぎて結論が出せずにどんどん時間が経ってしまって上記の件も気になります。
纏まらない文章になってしまいましたが、ご回答よろしくお願い致します。
田澤先生から 【回答3】
こんにちは。田澤です。
「主治医にオンコタイプDXをしたいと申し出ましたが、私の場合はハイリスクと出ると思いますと言われてしまいました。」
⇒実際にやってみてください。
Ki67=lowなのに「ハイリスクと出る可能性はほぼゼロ」です。
質問者は私に何を言いたいのですか??
私は、その(意味不明な)主治医の言う事を相手にすることは決してありません。
質問者は「ブログ」の中の『このQandAは、あくまでも私が『一方的に回答する場』です。それを「信用するかどうかは質問者の自由」ですが『反論するのはお止めください』』をご一読ください。