[管理番号:5349]
性別:女性
年齢:51歳
15年前、右胸乳がん 肝臓に転移してました。
ハーセプチンとタキソテール 9ヶ月で、肝臓のガンは、消滅しました。
心臓の収縮がありタキソテールは、中止。
4ヶ月間ハーセプチンとリュープリンを治療しましたが、
しこりは 消えず右胸摘出
以後リュープリンとタスオミンを11年6ヶ月治療しました
現在、フェマーラを半錠飲んでます。
CT,血液検査とも異常なし。
フェマーラを飲む少し前に、主治医が、かわりました。
今の主治医は、もう治療をしなくてもいいと言いますが、
やめても大丈夫でしょうか
よろしくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「15年前、右胸乳がん 肝臓に転移してました。ハーセプチンとタキソテール 9ヶ月で、肝臓のガンは、消滅」
⇒素晴らしい!
遠隔転移で20年を超えて完全寛解を継続(殆ど治癒)するケースは2-3%と言われていますが、質問者のようにHER2陽性の方にはpertuzumabの登場により更に改善が期待できるのかもしれません。
「以後リュープリンとタスオミンを11年6ヶ月治療しました現在、フェマーラを半錠」「もう治療をしなくてもいいと言いますが、やめても大丈夫でしょうか」
⇒これは悩みますね。
たしかに15年経っているのであれば…
と、考えたくなるものです。
ただ、最も安全に考えれば(有害事象がないのであれば)ホルモン療法は継続してもいいのではないか?
そのように思います。
質問者様から 【質問2 】
リンパ節腫れ
性別:女性
年齢:55
病名:右胸乳がん肝臓転移
症状:右脇が時々痛む
投稿日:2021年5月22日
3年6ヶ月前に、フェマーラを飲むのをやめるかどうか相談した
管理番号5349です
先生からフェマーラは続けて飲んだ方がいいと書き込まれいたのに、飲むのをやめてしまった結果、超音波検査で
右脇のリンパ節の腫れがみつかりました
PET CT、細胞診 異常なし
2ヶ月後の超音波検査 変わりなし
次は、3ヶ月後超音波検査を予定してます
主治医は、リンパ節の腫れはバイ菌が入っても腫れると言ってましたが、19年間1度も腫れていないのにこんな事がありますか?
このまま経過観察しか、出来ないのでしょうか?
今更ながらフェマーラを飲むのをやめてしまった事が、悔やまれます
よろしくお願いします
田澤先生から 【回答2】
こんにちは田澤です。
「このまま経過観察しか、出来ないのでしょうか?」
⇒当然、細胞診(場合によっては組織診)すべきです。(決着がついていないことで
悩むのは全く無意味)
ご希望であれば「確定診断希望メール」してください。