[管理番号:5040]
性別:女性
年齢:46歳
初めてご連絡いたします。
この一年近くこちらを拝見しておりました。
至急ご相談がありご連絡いたしました。
乳管腺葉区域切除手術についてです。
現在、海外に住んでおります。
47歳、既婚、出産経験なし。
昨年7月子宮全摘。
(筋腫により。)
昨年10月、海外で定期検診として受けた超音波検査で、右胸のある腫
瘍に低い癌の可能性。
FNA検査でも低い癌の可能性。
専門医には見てもらっていません。
ちなみに、一昨年の秋にも同じ機関で受診しましたが、問題は幾つかありましたが、癌の可能性ということことはありませんでした。
10月末、日本の個人の乳腺外科Aでエコーでもマンモグラフィ。
海外のエコー写真と結果を持って行きそこを重点的に見ても、エコーでもマンモグラフィでも何も見えないということ。
技師と医者がエコーをしてくれました。
医者が乳首を絞って出た右胸からの赤黒い分泌液の検査結果は、三段階の真ん中ということ。
何も写っていないのでは、何もできないということでしたが、日程が合ったのでMRI。
この結果は右胸には特に
問題なし。
(左胸に癌かもしれないという可能性があったのですが、これはエコーで見た限り打丈夫だということ。)
海外でのエコー写真を見て、医者は問題部分は乳管内ではないかと。
どうしても原因を追求したいなら乳管腺葉区域切除を海外で受ければいいということでした。
この医者は、もし乳管内のものが癌であれば、分泌物がもっと出てくるようになるからその時に検査しても遅くないということで半年後に経過観察。
気持ちが晴れなかったので、
12月、日本の別の個人の乳腺外科B。
エコーにもマンモグラフィにも何も映らないので何もできないとのこと。
地元では有名な医者なのですが、エコーは技師のみ。
この際には、海外の結果と乳腺外科Aの結果を持って行きました。
実はこの時すでに、田澤先生のところに行きたいと思い予約の電話をしてみたのですが、思う日にちには予約は取れないということと、居住地と遠いということだけでなく日本での帰国先からも遠いということで、踏み切れませんでした。
今年3月末に、日本の乳腺外科A。
今回は右胸に以前見られなかったものが写っているとこのことでしたが、あいにく前回見てくれた医者が休んでいて代理の医者により、簡単に経過観察という診断。
(この医者は海外での検査結果を知らなかったと思います。)
分泌物は出ませんでした。
後で思えば、写っていたというものは、昨年海外で見えたものと同じ場所のように思います。
四六時中不安が消えないので、ようやく今週こちらで専門医にかかりました。
今までのすべての結果と写真などを見せて、医者の手でエコーを
し、分泌物が血液であることもその場で確認し(リトマス紙のようなもので)、どうして今まで何もしなかったのかわからない。
できるだけ早く乳管腺葉区域切除を受けた方がいい。
癌の可能性は低いと思うが、昨年のエコーとFNA検査、日本での分泌物検査の結果は安心できるものではないのだから、乳管腺葉区域切除をして確認するのは当然だと言われ近々MRIを撮る予定です。
ところが、私の方に費用の問題がでるかもしれない状況になりました。
(保険がどこまで使えるかという問題です)
先生のブログを読んでいると、次は乳管造影のステップのような気がするのですが、それをしないのは、この医者にその腕がないのか、もしくはこちらは保険があっても自己負担率が高いので、省けるところは省くということなのかもしれません。
そこでお伺いしたいのですが、このような状況で先生のところで乳管腺葉区域切除をお願いできますか。
もしくは先生は必要のない検査手術だと思われますか?
ちなみに分泌液は、日常的に出ているものではありません。
怖いので自分では絞っていません。
10年ほど前と2年前のに日本の健康診断で医師が絞った際、透明の液が出ました。
血液混じりの分泌物を見たのは、
昨年10月の乳腺外科Aで初めてで今回もです。
ずっとあやふやな状態の不安の中にこれ以上いるのが耐えられないのです。
もし先生のところで受けるとしたら、どういう段取りになりますか?
ブログから伝わってきた先生の考え方から、できるなら先生にお願いしたいとずっと思っていましたが、運良くこちらで信頼出来る医者に会えたので、できるなら生活基盤があるこちらでと思っております。
しかし、
金額次第では日本で考え直さなければなりません。
情報が足りているのかどうかもわからないのですが、どうぞ宜しくお願いします。
田澤先生からの回答
こんにちは。田澤です。
「そこでお伺いしたいのですが、このような状況で先生のところで乳管腺葉区域切除をお願いできますか。」「もしくは先生は必要のない検査手術だと思われますか?」
⇒メール内容を読む限り…
分泌がある乳管内病変なのだから、当然すべきです。
「運良くこちらで信頼出来る医者に会えたので、できるなら生活基盤があるこちらで」
⇒それであれば、
現地で手術の段取りを組みましょう。
其の上で「金額面で折り合いがつかない」場合にはに(希望があれば)「秘書メール」してみてください。
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