［管理番号:4867］
性別:女性
年齢:40歳
田澤先生こんにちは。
よろしくお願いします。
２年ほど前から左脇に肉が、挟まったような感じの違和感がします。
その他の症状はありません。
違和感を何度か感じるたびに、乳腺外科に超音波で診てもらいましたが、何もありません。
違和感を感じると、何ヵ月か続く時もあれば、いきなりおさまったりの、繰り返しが２年間あります。
今も、肉が挟まったような違和感が１ヶ月くらい続いています。
去年の11月に乳がん検診はしています。
脇の肉が挟まったような違和感は、乳がんの症状に、あてはまりますか？
今回も、乳腺外科で診てもらった方が、よろしいでしょうか？
お忙しいとは、思いますがよろしくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
世の中におかしな情報が飛び交っているのだとは推測しますが…
「違和感を感じると、何ヵ月か続く時もあれば、いきなりおさまったりの、繰り返しが２年間」
⇒物事はシンプルに考えましょう。
　１．症状
　　脇の違和感⇒こんな病気はありません。
　　　　　　　　どう考えても「副乳」の（ホルモンによる）刺激症状です。
　２．症状の経緯
　　①「長期間」続いている。
　　②症状に「波」がある。
　　以上より、ホルモン分泌の波による症状（３０歳代後半から卵巣が不安定となる）だということが、わかります。（癌はそんなに長期間大人しくするなどありえないし、増殖しつづけるので「波」など無いのです）
「脇の肉が挟まったような違和感は、乳がんの症状に、あてはまりますか？」
⇒全く当て嵌まりません。
　おそらく「副乳」の（女性ホルモンによる）刺激症状です。
「今回も、乳腺外科で診てもらった方が、よろしいでしょうか？」
⇒不要です。
　自己検診は『胸のしこりだけ』注意するようにしましょう。