視触診
明らかな「しこり」を見落とさないために必要な検査
マンモグラフィー (Mammography ・ MMG )
乳房を挟んで行うレントゲン検査
乳腺は年齢と共に委縮し、脂肪に置き換わるが、脂肪に置き換わった乳腺の検査に特に有効(40歳代以上で推奨)
20KeVでの線吸収係数 ・脂肪 : 0.45 ・乳腺 : 0.80 ・腫瘤 : 0.85 ( 参考値 ) ・石灰化 : 12.50 ◎腫瘍と脂肪は吸収係数に差があるため、コントラストがつきやすい |
超音波検査 ( US )
手軽に行える検査であるが術者の技量による差が大きい。
脂肪に置き換わる前の豊富な乳腺には特に有効(30歳代で有効)
超音波検査では腫瘍は黒く(低エコー)描出され、乳腺(白い)の中の方が、脂肪(黒い)の中より目立つ
=乳腺の多い(若年)人の検査には特に有効である。
音響インピーダンスの差が大きくなると、反射が強くなり高輝度となる。