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単孔性分泌物

[管理番号:1971]
性別:女性
年齢:43歳
先日、人間ドックにてマンモグラフィーの検査を受けたところ、右側から、茶色い分泌物が飛び出しました。
その時は、一滴だけ、床に飛び出しただけでした。
その後問診を受けた際、先生が乳首の周りを押しても何も分泌物は出てこなかったので、マンモグラフィーとエコーの検査結果を待ちましょうと言われました。
分泌物が茶色で気になったので、翌日、授乳する際にしていたように、胸の奥から絞り出すようにしてみたところ、やはり一滴(ティッシュに取ると、2,3ミリくらい)少量ですが、薄く茶色い分泌物が出ました。
その後も、少量ではあるものの、奥けら絞り出すようにすると、分泌物がごくごく少量出ます。
しかも、右側の同じ場所からのみで、ほかからは何も出ません。
(今は殆ど透明ですが、少し茶色いような気もします)人間ドックの受診日は、ちょうど生理の始まる前日で、マンモグラフィーも今までになく涙が出るほど痛く押さえられてでしたが、やはり分泌物が気になります。
人間ドックの結果は、一週間後に出る予定ですが、とても不安です。
早く、受診したほうが良いでしょうか。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
「単孔性分泌」ですね。
「少量」ということですが、「絞れば毎回出る」のであれば、「乳管造影」が可能かもしれません。
「マンモグラフィーとエコーの検査結果を待ちましょう」
⇒万が一乳管内病変が存在していたとしても「マンモでもエコー」でも見えることはありません。
 そう言う意味では「マンモとエコーの結果を待つ意味」は無いと言えますが、『乳管内病変は(仮に存在していたとしても)緊急性はない』ことは間違いないので、その意味では「検診結果が出てから受診」で十分です。
 ただ、「殆どの乳腺外科医」がせいぜい「分泌物の検査」や「MRI」などの無駄な検査しかできないことに注意が必要です。(そして、異常が無いから様子を見ましょうとなります)
 本当に「乳管内病変の診断をしたい」のであれば、「乳管造影ができる」医師の診察を受けるしかありません。