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ステージ1 今後へのコメント希望です

[管理番号:2470]
性別:女性
年齢:47歳
乳がんと告知されてから不安な日々を過ごしていましたが、田澤先生のQ&Aに出会い、乳がんに対して正しい知識を持てば恐れずに生きていけると力をもらいました。
今は温存手術を終え、落ち着いた気持ちで治療に向き合っていますが、田澤先生のコメントをいただき、確信をもって生きていきたく、質問させていただきます。
2015/12/○○ 乳房温存術 右上部内側
T1N0M0
ステージ1
リンパ郭清なし
硬がん
病理浸潤径1.9×1.4×1.4cm
センチネルリンパ節生検 陰性
腋窩リンパ節郭清  なし
リンパ節転移数 0/1個中
エストロゲン受容体 10%以上
プロゲステロン受容体 10%以上
HER2受容体 1+
脈管浸潤 陰性
組織学的グレード 1
断端 陰性
Ki-67 12-18%
2015年12月末よりタモキシフェン、リュープリンの投与が開始され、ホルモン治療は10年の予定です。
放射線治療は2016年3月頃行う予定です。
主治医は「おとなしいタイプで予後はいい。10年生存率は95%。心配しなくていい。」
と言ってくれています。
術後の痛みももうほとんどなく、乳がんであることを忘れる時間も増えてきました。
このまま、主治医(気になるところがあるとすぐに自らエコーをしてくれます)を信じて治療を続けていくつもりです。
田澤先生からもコメントいただきたくお願いいたします。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
pT1c(19mm), pN0, luminalA, NG1
「2015年12月末よりタモキシフェン、リュープリンの投与が開始」
⇒タモキシフェン単剤でいいと思います。
 LH-RHagonistの併用はSOFT試験からは「35歳未満」でいいでしょう。
 
「主治医は「おとなしいタイプで予後はいい。10年生存率は95%。心配しなくていい。」
⇒同意見です。