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骨転移ではないかと疑っています

[管理番号:698]
性別:女性
年齢:37歳
今年の四月半ばに乳がんの手術を受けました。
右側全摘です。リンパには転移は無く、がん自体のサイズも2.2センチだったのですが、トリプルネガティヴだった事、血管の浸潤は無かったのですが、リンパ管の浸潤が微かに認められた事で、術後に抗ガン剤をしています。FECが四回、その後パクリタキセルを一週間に一回打つそうです。(今FECの三回目が終わった所です)
がんの顔付きは一番悪く、増殖率も80-90とひどいものでした。
この一週間ほど、背中が痛くなってきました。骨転移ではないかと思っています。
痛みは鈍痛で我慢できないほどではありません。
夜、寝て朝起きた時が一番痛いです。ただ、それから起き上がってストレッチなどをしていると痛みは多少落ちつきます。
昨日、病院に行き、主治医に相談した所、少し笑われてしまいました。
その痛みは骨転移ではないよと言われたのですが、MRIなどを撮った訳では無く、やっぱり今朝まだ痛みがあり、昨日よりも痛い気がします。
私は乳がんの手術をする前は右側を下にして寝る癖がありました。
術後は、リンパ郭清をしているために仰向けで寝るようにしています。とても苦痛です。
私の体重は70キロ近くあります。姿勢も悪いです。家ではパソコンとゲームとスマホばかりしています。
乳がんの骨転移ではないかと怯え、でもただの腰痛かも、と思い、心がクタクタに疲れてしまいました。
骨転移は、がんの顔付きや増殖率で、起こりやすかったりするものでしょうか。
三月の終わりに骨シンチ検査をした時は異常無しとの事でしたが、三カ月や四カ月で転移が見つかる、ということはあり得るでしょうか。
お願いします。教えてください。
 

田澤先生からの回答

 こんにちは。田澤です。
 pT2(22mm), pN0, triple negative ですね。
 十分な早期乳癌です。
 心配ありません。

回答

「骨転移は、がんの顔付きや増殖率で、起こりやすかったりするものでしょうか」
⇒そんな事はありません。
 「核グレードやKi67(細胞分裂指数)」やトリプルネガティブなど気にし過ぎです。
 そんな事よりも、よほど早期である事の方が重要です。
 質問者の場合にはⅡA期ですが、殆ど1期のようなものです(腫瘍径22mm リンパ節転移無し)
 再発の心配をするような状況ではありません。
 
 
「三月の終わりに骨シンチ検査をした時は異常無しとの事でしたが、三カ月や四カ月で転移が見つかる、ということはあり得るでしょうか」
⇒あり得ません。
 第1に、術後それ程早期に転移再発する事はありません。
 第2に、術後抗がん剤治療中に転移再発する事はありません。
 
○誰しも、何か症状があると「転移再発にむすびつける」ものですが、全くあり得ません。
 質問者が十分早期である事と、抗がん剤中である事が、その根拠です。
○どこかのブログなどで「トリプルネガティブが」とか「顔つきの悪い」などの記載は一切気にしないでください。
 実際に大事なのは「ステージ」なのです。
 
 

 

質問者様から 【質問2 再発率について】

先日は丁寧な回答を、ありがとうございました。
背中の痛みは薄らいできました。やはりただの腰痛だったようです。
先生の回答で、とても励まされました。
しかし、やはり毎日をビクビクしながら過ごしてしまっています。
少し胃もたれがすると胃に転移したのではと不安になったり、少し頭痛がすると脳転移ではと絶望的な気分になったりと、毎日辛いです。
私の再発率は、やっぱり高いんでしょうか。
まだ再発してもいないのにこんなことを考えるのは愚かなことだとは分かっています。
ただ、全く未来が見えない今の状況は、とにかく辛いです。
家族の中で、私一人が癌になってしまいました。家族の誰一人、癌になっていないのにどうして…と自分を責めてしまいます。
再発したら、どうなるんでしょうか…私のように癌の増殖率が高いと、すぐに死んでしまうんでしょうか。怖いです。私は結婚していないので、当然子供もいません。今すぐ死んでも心残りはありません。ですがやっぱり死ぬのは怖いです。
再発率を教えていただきたいです。お願いします。
 

田澤先生から 【回答2】

 こんにちは。田澤です。
 pT2(22mm), pN0, triple negativeですね。
 不安な気持ちが痛いほど伝わりました。
 ネット上の「おかしな情報ばかり」見ない方がいいと思います。

回答

「再発率を教えていただきたい」
⇒24.4%です。(Adjuvant!Onlineで)
 3/4は再発しないのです。
 トリプルネガティブとかグレード3とかの情報を入れての数値です。
 
○不安は「時間が解決」します。
 いずれ「気にならなくなる」ので、それまでは「強い気持ち」が必要です。
 
 
★トリプルネガティブは「ターゲット療法が無い」状況ですが、今「乳がん治療はトリプルネガティブの解明に焦点」があたっています。いずれ「ターゲット療法が登場」するでしょう。