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術前針生検と術後標本のKi67の違い

[管理番号:1150]
性別:女性
年齢:51歳
 
 

質問者様の別の質問

質問が新たな内容のため、別の管理番号としました。
質問者様の別の質問は下記をクリックしてください。
管理番号:1062「乳腺症経過観察後のガンでルミナールAとBの中間型

 
 
田澤先生こんにちは
心強いお返事を頂きましてありがとうございました
その後タモキシフェン単独治療にします。と担当医にお話したところ
その時になって初めて聞いたのですが
針生検時のKiー67は70%だったと言われてしまいました。
70%と出たのは別の部位で乳管内の非浸潤部でしょう(広範囲の乳管内に散らばっ
てました)
最も大きい浸潤径2CMの部分が20%なので大丈夫という事で治療が始まりましたが
なんだか不安です。
針生検と摘出後の組織の結果はこんなに違いがあるものですか?、
後の結果を信頼していいのでしょうか?
私はホルモン単独でよかったのでしょうか?
オンコタイプDXをやってみる価値があるでしょうか?
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
Ki67は本来、病変全体を見回して「代表的な部位」で判定するべきです。
「針生検で70%」は「浸潤径2cmの部分で20%」のどちらが信頼できるか?明白だと思
います。

回答

「針生検と摘出後の組織の結果はこんなに違いがあるものですか?」
⇒ありえます。
 冒頭でコメントした通りです。
 
「後の結果を信頼していいのでしょうか?」
⇒OKです。
 そもそも「NG1」なのだからKi67=70%は不自然です。
 
「私はホルモン単独でよかったのでしょうか?」
⇒私ならホルモン単独とします。
 Adjuvant!Onlineでは上乗せ効果は「僅か3%程度」なのです。(前回も回答しまし
た)
 
「オンコタイプDXをやってみる価値があるでしょうか?」
⇒ご本人がそれ程までに納得できないのならば、「やってみる価値はある」でしょう
 
 

 

質問者様から 【感想2】

田澤先生こんにちは
重ねての質問に、お忙しい中お返事頂きましてありがとうございます。
心から感謝申し上げます。