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違和感

[管理番号:1661]
性別:女性
年齢:45歳
1年前のマンモでは異常なしでした。
先月エコーで精密検査になりました。
しこり・見た目の変化は自分では分かりません。
右胸の上から脇の付け根あたりが、筋肉痛のように感じる時があります。
痛みではないのですが、内側や上部にズンと感じる時もありました。
 

田澤先生からの回答

こんにちは。田澤です。
エコーは「最も小さな所見」が発見できる検査です。
「先月エコーで精密検査になりました。しこり・見た目の変化は自分では分かりません」
⇒これであれば(万が一)精密検査で癌となったとしても「間違いなく早期」です。
 きちんと「精密検査」を受けましょう。
 
「右胸の上から脇の付け根あたりが、筋肉痛のように感じる時があります。痛みではないのですが、内側や上部にズンと感じる時もありました」
⇒この辺の症状は「超音波で見えるしこり」とは無関係と思います。
 
 

 

質問者様から 【質問2】

ご回答ありがとうございました。
調べていたら、乳癌の痛みは「片方の一部分のみ 」が特徴・・と書いてあるサイトがありました。
違和感があったのは右のみで、ズンと感じたのは全体的ではなく2箇所でした。
ここ数週間、違和感はありません。
今週、精密検査です。
不安のあまり、漠然とした内容ですみません。
 

田澤先生から 【回答2】

こんにちは。田澤です。
不安な気持ちは良く解ります。
ただ、『乳癌の痛みは「片方の一部分のみ 」が特徴・・と書いてあるサイト』
⇒勘違いしていませんか?
 もしも「癌が原因で痛むとしたら… 片方の一部分(腫瘍の部位に一致した)のみで痛む」という意味であり、
 「片方の一部分のみの痛み」であれば「乳癌の疑いが高い」という意味ではありません。完全な勘違いです。
 ○片方の一部分のみの痛みの内「99%以上」は乳癌ではない原因(女性ホルモン刺激症状)でしょう。
  残り「僅か1%以内」が(たまたま)乳癌が原因での痛み 位の比率だと思います。
 
 

 

質問者様から 【質問3】

ご回答ありがとうございました。
昨日、精密検査を受けてきました。
マンモ・エコーをやり、エコーの時「小さなものが見えますが、問題ないとは思います。
ただ白黒つけたいので細胞診をやりましょう。
もし悪い物だとしても小さいので治療すれば大丈夫だし、その可能性は低いでしょう」と言われました。
具体的な大きさ等は言われませんでした。
最悪を前提に心構えしています。
マンモ・細胞診の結果、治療が必要となった場合は田澤先生にお願いしたいと思っています。
もしも大丈夫だった場合は、半年後に検診なのですが、今後の検診もして頂きたいと思っています。
市川・江戸川病院どちらも通えますが、初診は市川で大丈夫でしょうか。
先走っていろいろ考えても仕方ないのですが、結果が出るまで落ち着かずメールしてしまいすみません。
 

田澤先生から 【回答3】

こんにちは。田澤です。
「小さなものが見えますが、問題ないとは思います。ただ白黒つけたいので細胞診をやりましょう。もし悪い物だとしても小さいので治療すれば大丈夫だし、その可能性は低いでしょう」
⇒コメント通りの「状況」だと思います。
 良性の可能性が高そうです。
 
「市川・江戸川病院どちらも通えますが、初診は市川で大丈夫でしょうか」
⇒大丈夫です。
 
 

 

質問者様から 【質問4】

ご回答ありがとうございました。
精密検査の結果
「乳腺症」と言われました。
マンモ?異常なし
エコー 影あり?細胞診の結果
良性(クラス2)との事でした。
経過観察で半年後です。
乳腺症で細胞診クラス2とクラス1との違いは何でしょうか。
「影」と言ってましたが「しこり」の解釈で良いのでしょうか。
緊張で聞き忘れた自分が悪いのですが、大きさや形状等、何も言われませんでした。
毎日「Q&A」を読んでいて、先生だったら組織診をするかもしれないと思い、実は誤診だったらと素直に安心出来ない部分もあります。
「癌ではありません」と言っていたので、今回はこの結果を信じて、自己検診を怠らず、田澤先生に診て頂くまでの「半年間」期間を空けて問題ないでしょうか
 

田澤先生から 【回答4】

こんにちは。田澤です。
細胞診「良性」との事、良かったです。
「乳腺症で細胞診クラス2とクラス1との違いは何でしょうか」
⇒あまり意味はありません。
 以前は「パパニコロウのクラス分類 クラスⅠ~Ⅴ」が用いられていましたが、現在での「日本乳癌学会での取り扱い規約では用いられなくなり、 クラス2と1は「正常あるいは良性」と一つになっています。
 
「「影」と言ってましたが「しこり」の解釈で良いのでしょうか」
⇒その通りです。
 
「今回はこの結果を信じて、自己検診を怠らず、田澤先生に診て頂くまでの「半年間」期間を空けて問題ないでしょうか」
⇒もともとの「エコー所見」と「細胞診結果」からすれば「大丈夫」です。
 
 

 

質問者様から 【質問5】

毎日、拝読しております。
半年前にマンモ・エコーの結果「乳腺症」と診断され、半年後検診に行ってきました。
今回はエコーのみ、1年後と言われました。
秋に(半年後)会社の方でも健康診断があり、マンモ・エコーどちらにするかは自分で選択出来ません。
会社の健診もエコーだった場合、1年半はマンモを受けない事になるので、独自で受診しておくべきでしょうか。
「1年後は、会社の健診を経てから決める」と言われたのですが、心配になりました。
多忙な先生に、こんなレベルの相談すみません。
 

田澤先生から 【回答5】

こんにちは。田澤です。
「会社の健診もエコーだった場合、1年半はマンモを受けない事になるので、独自で受診しておくべきでしょうか」
⇒超音波を「半年毎」に受けていれば「マンモグラフィーを受ける」必要はありません。
 40代(閉経前)であれば、健診の主役は「エコー」です。(術者による差があるのが難点ですが…)
 エコーで異常無ければ「マンモグラフィーの出番は石灰化のみ」なのです。
 現時点で「気になる石灰化がない」のであれば2年位は「マンモ無し」で「エコーだけ」でも全く問題ありません。(寧ろ逆の方が、圧倒的に心配です)